2018年09月11日(火)
ゾフルーザ [診療]
今年3月に承認された新しい抗インフルエンザ薬。
私はつい、ゾルフーザと呼んでしまう。
先日アップしたように、このゾフルーザは、他の抗インフルエンザ薬と機序が違う。
なんと言っても「1回飲んで終わり」が最大のメリットかもしれない。
小児では
10kg以上20kg未満で10mg錠
20kg以上40kg未満で20mg錠
40kg以上で20mg錠を2錠
ちなみに12才以上でで80kg以上の人には20mg錠を4錠とのこと。
もちろん小さいお子さんは錠剤は飲めないため、粉砕して飲んでもらうのだけど、これがかなり苦いので注意が必要。
今シーズンは、このゾフルーザが活躍しそう。
しかし、インフルエンザの備えとして、一番はワクチン。
接種しても罹患してしまうことがあるが、お子さんの接種の目的は重症化予防。どんなに早く診断して、抗インフルエンザ薬を投与しても防ぐことはできない。
特に保育園などの集団生活をしていると、たいていインフルエンザが流行するので、是非接種をおすすめしたい。
当院では、10/1から予約開始で、10/11接種開始予定。また詳細が決定すればお知らせしますね。
Posted by さかざきひろみ at 19時04分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2018年09月09日(日)
最終日 [旅行記]
3日目が一番の快晴。
前日に30km走ったにも関わらず、体が軽い。
今日も走ろうと、ホテルの周囲を朝ラン。
コースはホテルのゴルフ場。サミットのとき、フランスの大統領が走ったコース。ホテル10Fからみた景色では簡単そうだったが、たったの5kmだが実際は物凄いアップダウン。坂道がこんなに辛かったのは初めてかも。
この景色が何ともいえない。木の向こうには海が広がる。
とぼとぼ走るパパ。
3日目にやっと羊蹄山が綺麗に見えた。
ホテルのロビーからも。ちょっと富士山っぽい。
ゴンドラにのって、下まで降りてみたら、ホーストレッキングができるところがあった。予約がいっぱいだけど、乗馬体験ならOKとのこと。
私は、初めてお馬さんに乗った。最初は怖かったけど、だんだん慣れてくる。
私のお馬さんは、パパのお馬さんが大好きらしく、すぐ後ろをついてまわる。何度もパパのおうまさんのうんちが私の足にかかりそうになった....。
でも、お馬さんって暖かくて、触れるだけで生きてるって感じがして癒される。
北海道には美味しいものたくさんだけど、ホテルにあるパン屋さん「ブーランジュリー・ウィンザー」がとても美味やった。普段からあまりパンは食べないのだけど、塩パンが今まで食べたパンの中で一番。お土産にも買って帰ったけど、お取り寄せもできるらしい。
ほんとに素晴らしい3日間だった。
帰りの飛行機からは、日没と羊蹄山、洞爺湖までとても綺麗にみえた。
次はどこを走ろう。
それとも来年は富士登山にトライしようかなあ。
Posted by さかざきひろみ at 16時37分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2018年09月08日(土)
季節はずれ [クリニック情報]
外来小児科学会の展示ブースで購入した聴診器が届いた。
ピンクは私の、黄色は娘の。
右のライオンの赤バージョンは、前から持っているのだけど、聴診するときにお子さんが気付いてじーっと見てくれる。
外来では、季節はずれのRSが流行中。
しかし、もっとびっくり。
今日はインフルエンザAもでた。
実は近くの保育園で流行している。
しかも、栃木県や茨城県でインフルエンザAにより学級閉鎖のニュースがある。
初めて、今年3月に新発売された抗インフルエンザ薬「ゾフルーザ」を処方。
これは、今までの抗インフルエンザ薬とは異なった作用で、細胞の中でインフルエンザウイルスが増えないようにする。(今までのは、増殖したウイルスが細胞から外にでるのを防ぐ)
しかも、1日1回の内服だけでOK。お子さんも10kg以上であれば処方できる。
それにしても、夏にRSやインフルエンザなんて、ほんとに変な感じ。
ほかには、ウイルス性胃腸炎や高熱の夏風邪など。
ほんとは、いつも9月の初めはわりと暇なはずなのに、ひっきりなしの外来が続いている。
いつも外来のちょっとした合間に色んな仕事を片づけることができるのになあ。
そして、お庭にゴーヤが。
ずっと前に植えていたのを忘れていて、今日実がなっているのに気づいた。
台風21号に負けなくて頑張ってくれたのね。何だか嬉しい。
Posted by さかざきひろみ at 18時56分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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