今日も暖かく11月とは思えない。
私は半袖でもいけるかも。
せっかくの晴天だが、原稿書きに没頭。

15000字のところ、ひとつは13000字、もうひとつはまだ8000字。うーん、何書こう？現在生みの苦しみ中。

お庭のお花で癒される。ハナミズキの赤い葉っぱが秋を感じる。本来なら秋のガーデニングの時期だけど、原稿が上がるまでお預けかなあ。

まだまだお花が綺麗だし、植え替えるのはちょっともったいない。

そして、原稿書きの休憩中にはリングピローを作製中。縫うのは得意だが、これは細かいビーズの作業。やっとここまで。あと少し頑張ろう。

外来ではウイルス性胃腸炎、溶連菌感染症が多い。
ダニやスギの舌下免疫療法を始めるかたも増えてきた。そしてインフルエンザワクチン接種は今がピークかな。

ダンスリハのあと、大急ぎでコンラッド大阪へ。
今日は、漢方セミナー。

最初は、薬剤耐性（AMR）対策普及啓発活動表彰で厚生労働大臣賞を受賞されたまえだ耳鼻咽喉科クリニックの前田先生のご講演。
抗生剤の濫用で薬剤耐性（AMR）がとても問題になっている。このままいけば2050年には耐性菌によって、1000万人（3秒に1人）の死亡が想定されるそう。
前田先生は、診療にグラム染色を取り入れ、抗生剤の適正使用をされている。そして、漢方薬は患者さんの免疫力をあげて抗炎症作用を発揮する。上気道の細菌感染は、漢方薬で十分戦えると話されていた。

私も普段からできるだけ抗生剤を使用しないように心がけている。必要のない抗生剤は、耐性菌を増やすばかりか腸内細菌叢も乱してしまう。お子さんに関しても、ほとんどがウイルスが原因なので、抗生剤は不要。本当に必要なときに効かなくなるのは本当に大変。

これは厚労省のAMR対策ポスター

もうひとつは、横浜みなと赤十字病院の新井基洋先生。

新井先生と

なんと難治性のめまい患者さん20万人も治していらっしゃるとのこと。めまいにはリハビリがとても有効で、色々な体操や運動の仕方を教えて頂いた。
もちろん漢方薬の有効性もビッグデータを示してお話しされていた。新井先生お勧めは、胃もたれや食欲がない人のめまいは、37半夏白朮天麻湯、高齢者のめまいは108人参養栄湯。めまい患者さんの不眠には83抑肝散加陳皮半夏。

とても勉強になったが、とにかく講演がとっても面白い。
綾小路きみまろ氏みたいな感じ。新井先生のショータイム。
めっちゃ笑って、楽しく元気になる講演だった。
こんな講演方法もあるのかと、それも勉強にもなった。
本もたくさん執筆されていて、アマゾンベストセラー「めまいは寝てては治らない 」をすぐにポチしてしまった。

さらに、講演中の私のリアクション？がよかったと横浜の華正樓の美味しいお菓子まで頂いた。
（これがまた美味しい〜）

ありがとうございます！

そして、今回の会場のコンラッド大阪。
ここはキラキラしていてやっぱり素敵。

お誕生日にかわさき先生からYogurtiaSをプレゼントしてもらった。
そして、甘酒レシピも教えて頂いた。

準備するものは、米こうじ200ｇ
ご飯320ｇ（私は１６種雑穀入り発芽玄米）
ぬるま湯500ｍｌ

これらを混ぜて、YogurtiaSにセット。
温度６０℃、タイマー８時間に設定してスタート。

翌朝、出来上がり〜。とっても簡単。

甘酒は飲む点滴と言われて栄養素いっぱい。
腸内環境を整え、美肌効果。さらに活性酸素の発生も抑制してアンチエイジング。
市販の甘酒は、ほとんどが加熱殺菌され、ビタミンが変成し貴重な酵素活性が停止してしまうそう。手作りが一番。
ほんのり甘くていい感じ。

そのまま食べてもいいし、かわさき先生お勧めはヨーグルトと混ぜて。
ただ甘酒は糖質のかたまり。たくさん食べると確実に太るので注意。
朝に18ｍｌぐらい（おちょこ一杯）ぐらいがベストらしい。

このYogurtiaS、もちろんヨーグルトも作れる。
次は、豆乳ヨーグルトをつくってみたい。

外来では、ウイルス性胃腸炎が流行中。
たいてい、初めに嘔吐して、後で下痢やお熱。
さらに、今週インフルエンザAもBも。
流行している幼稚園や保育園があるらしい。９月に少し流行っていたが、そのあと続かなかった。今日、２５度で気温が高いけど、今年もインフルエンザの流行は早いのかなあ。