なんだか4月から、メーカー共催や主催の講演内容が厳しくなったらしい。
適応外使用や、めっちゃ効くとかそんな言葉がだめとのこと。
主人が企画した講演会で、とっても有名な先生を予定してたのだけど、講演内容が適応外使用だったので、メーカーからその講演自体が却下。
別の講師の先生をさがさなあかんと嘆いていた。

私も漢方薬の講演会を色々させて頂いている。
さっそく5月の金沢講演のスライド内容の査定。

まあ、私の漢方薬のお子さんへの飲ませ方自体が、邪道？なので、それは仕方ないと思っていた。

しかし、それ以外も

�@漢方薬をお湯でとかすというのはダメ。
　添付文書にはお湯で溶かすと書いていないかららしい。
�A飲むのは、食前食間だけOK、いつでも飲みたいときに飲んでねはダメ。
�Bもちろん、クッキー、ハンバーグ、ホットケーキはダメ。
�C熱があるときの麻黄湯、解熱するまで3時間おきはダメ。
�D即効性はダメで速効性はOK
�E鼻閉にめっちゃきく越婢加朮湯は保険適応病名でないのでダメ。
�Fもちろん五苓散坐薬は絶対あかん。
�G五苓散をお湯にとかしてちびちび飲むという、太田黒法もダメ
�H口内炎の桔梗湯もダメ。
�I反復性中耳炎の十全大補湯もダメ
�J小建中湯が心のトラブルによいというのもダメ
�K甘麦大棗湯に情緒安定作用があるというのもダメ。
保険適応病名の夜泣きとひきつけだけならOK
�L緊張性頭痛の柴胡桂枝湯もダメ

　などなど。

基本的に茶色の手帳に乗っている効能効果以外はだめ。

それやったら、茶色の手帳を読み上げるだけが正解になる。
ちょっとしたコツとかが面白いんやけど....。
でも、今回のことで、だいだいどんなのがダメかわかった。

目指せ！査定なしのスライド。
大人しく言うこと聞いといて、当日爆弾をおとすか。
いえいえ私、優等生だもの。
そんなことは決して致しません？？

あっという間の10連休。
途中で2日間外来したせいか、休みボケにはなっていない。
お休みの間も早寝早起きだったので、身体も疲れていない。

だけど、朝の通勤電車のなかは、なんだか重苦しい雰囲気。
皆さん、ちょっとお疲れのよう。

今日の外来では、予約システムの時間を延長して、予約枠を増やしたせいか、とてもスムーズ。
ストレスフリーの外来やった。

めだったのは、リンゴ病、手足口病。
あと家族全員でかぜをひいているところが多い。

点滴をしたお子さんはひとり。
すぐに入院を必要とするような重症の方はいなかった。

連休中にインフルエンザAもBも患者さんはいたけれど、それれっきり。

なんだか落ち着いた5月になりそうな予感。
こんなときはせっせと仕事を進めたい。
あっ、夏のお庭の準備もしなくては。

京都２日目、朝ランの後の時間、ホテルのプールと思っていたが...。
２日間走って、とても泳げそうにない。
そういえば以前、一乗界隈でお寺めぐりをしたとき、圓光寺だけいけなかった。

「そうだ、圓光寺に行こう！」

山門をぬけると、今年初ぼたん。

その先には枯山水「奔龍庭」

これは水琴窟。

耳をすますと、とても清らかな音。

地中に作った空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛けらしい。
これを考えた人ってほんまにすごい。

何と家庭用もあって楽天やアマゾンで売っていた....。

青紅葉がとっても綺麗な「十牛の庭」
これを見にここに来た。お庭を眺めて、ゆっくりした時間が過ぎる。

周りのお庭の緑がほんとにキラキラ。
とっても可愛いお地蔵さん。お庭の苔まで可愛らしい。

あちこちにタケノコ。
珍しいカエルさんもいた。ここは自然がいっぱい。

裏山を登ると、徳川家康公の歯をまつった東照宮。
そして、洛北を一望できる場所。頑張って階段上って正解。

圓光寺、来てよかったなあ。また訪れたいお寺ができた。