やっぱり夏風邪が多い。
熱がでてすぐだど、まだのどの所見がそれほどでもない。
水泡があれば、手足口病またはヘルパンギーナと診断できるのだが。
とにかく高熱のお子さんが多い。
どうしても熱の高さに目がいってしまうが、
水分がとれるか、抱っこすると機嫌はよくなるか、夜間しっかり睡眠がとれているかなどが大切。

熱の持続期間も手足口病、ヘルパンギーナなどは１-２日。
アデノウイルスは４-５日。
パラインフルエンザは、とにかく途中から咳がとってもひどくなる。熱も４-５日。
そういえば溶連菌も。熱がある子とない子がいる。
今週は嘔吐と腹痛で来院される場合もあった。
あと感染性胃腸炎は嘔吐して、その後に熱がでることが多いが、熱は１-２日ぐらい。
ただ、ロタウイルスだけはそうではない。ほんとに経過が長い。。

でも一番の流行はやっぱり手足口病かな。
ちょうど金曜日にはテレビの取材も。
私の吹き出しの言葉がピンクになっていた。

昨日は、西明石での漢方セミナー。

いつも、わたしは「こども漢方」だけど、今回は大人も含めての「アレルギーと漢方」。
ただ、どちらの専門医でもないので、
「アレルギーに対する漢方簡単レシピ」と言う題名。
一般小児科でもある、私でもできた簡単な処方方法。

どんなふうに講演したらよいか、色々試行錯誤。
新しい課題にたくさん勉強させて頂いた。

こどもは、あまり難しいことを考えずに漢方薬を処方できるが、今回大人も含めてアレルギーなので、少しは漢方概論を知っておいたほうがよい。
初めて、「気血水」「五臓の概念」などについても説明。これも、どうやったらわかりやすく説明できるか考えることがとても勉強になった。

昨日、終わってほんとに一安心。
企画して頂いた皆様、私の講演を聴いて下さった皆様、本当にありがとうございました。

講演後は芦屋ベイコートにお泊り。遠くに旅行にきた気分になれる。

夜も素敵。ちょっと南国っぽい。

朝は、お日様がキラキラ。ジャグジーと温泉でこれからもいっぱい頑張ろうと言う気持ちになる。

実は主人の病院もここから近い。
家に帰るより早く、いつもよりたくさん眠れたよう。
朝でるときに、とってもらったお写真。
最高の角度での撮影？のため、パパの足が長い。

さらにブティックで見つけたものたち。

これは、スパにあったドライフルーツ。
ついスタッフの顔を思い出し、少しだけお土産に。
ごめんなさい。

昨日はほんとに楽しい時間を過ごせた。
気をしっかり充填できたので、次への課題へ。
今度は、大阪での「こども漢方」そして「舌下免疫」の講演会。

「○○ちゃん」と診察室から呼ぶと、ニコニコしてはいってきてくれる。
ちょっと前までは、大泣きしてたのに。
何かのタイミングで、突然泣かなくなる。

診察するときも、ずっとニコニコ。
お口アーンっていう前に口も開けて待ってくれている。
まだ小さいのに、診察手順を知っているのだ。

中には、お口アーンしながら診察室に入ってくるお子さんもいる。私の顔を覚えていて、この人は口の中を見せる人って覚えている？？

『この子、「今日はさかざきさんとこに行くよ」っていったら、「やった〜」って喜ぶんです』
『この子、ここが好きみたいです』

私こそ「やった〜」と思う瞬間。

もちろん、クリニックに入るだけで泣くお子さんもいる。
「泣いてばかりですみません」と言われるのだけど、時期が来たら、泣かなくなることを私は知っている。それもお子さんの成長過程。

ほんまに小児科は楽しい。

これは、クリニックにある間違いさがしポスター
なんと、広瀬クリニックの泉先生の義妹さんが作成されたオリジナル。
とっても可愛い。正解わかるかな？