先週、急に寒くなった。
受診されるお子さんも、半袖から長袖へ。
外来も、咳がひどくなったり、喘息発作のお子さんが多い。
中発作以上で、吸入でもよくならず、点滴をするお子さんが何人かいた。
高熱だけが2-3日でるかぜも相変わらず減らない。

それと、ＲＳウイルス感染症が急に増えた。
普通ＲＳは、もう少しあとで11月〜12月頃に多いのだけど
最近では真夏でもあるそうだ。

RSウイルス感染症を見ると、生後1ヶ月のRSの重症感染症が入院するたびに、病院に泊まり込み、赤ちゃんのそばに貼り付いてたのを思い出す。
娘もまだ小さいのに自宅に帰れない日が続くとさすがに辛かった。私が当直してる間に百合が鎖骨骨折したときは、落ち込んでしまって、母につい弱音をいったら、母が「今は大変やけど、その苦労は絶対あなたのためになるから頑張り。」と励まされた。今になって思うと母の言うことは正しく、小児科医としてその時頑張って本当に良かったと思う。

北摂の急病センターでは、早くもインフルエンザがでたそうだ。お父さんが中国に出張ででかけて、そこで感染し帰国してから発症してお子さんにうつったらしい。
そういえば、昨年の今頃は新型インフルエンザで大変だった。今シーズンはどうなるかわからないが、毎年必ずどこかで流行しはじめると、ワクチン接種の問い合わせがふえる。今年はワクチンの在庫に余裕があるそうだが、当院のワクチン予約枠はかなり一杯になりつつあるので、今のうちに予定をたてておいたほうがよいかと思う。

成人式の前撮りした写真が、やっと届いた。
何と言っても、すごいのはこれ。
「the ２０才」という題名がつきそうな、百合の写真集。
娘は、こんなん作って恥ずかしいわと、呆れ顔であったが、私は嬉しくって仕方ない。
まさに親ばか。

他にも、撮影した写真のデータがＣＤでも貰える。
そこからのデータをデジタルフォトにして、私と主人の両親にもプレゼントした。
データがあれば、色々なことができて、ほんとに楽しい。

私のお気に入りは、この２枚。

スタッフは写真集をみながら、「うわー先生に、そっくり。」
私の父も、まじまじ写真を見ながら
「弘美によー似てきたなあ。目もとなんか一緒やなあ。」
私の娘だから、私に似るのは当然だけど、今までずっとパパにそっくりといわれてたので、何だか嬉しかったな。

何よりも、皆元気で、家族揃って娘の20才をお祝いできたことに本当に感謝している。

まだまだ、昼は暑いけど、朝夕は過ごしやすくなった。
朝夕が冷やっとすると、咳や鼻水のお子さんが急に増えた。
他には、下痢や嘔吐などの感染性胃腸炎や、アデノウイルス感染症などが多い。

しばらくなかったのに、先週は、入院するお子さんも何人かいた。
原因は、肺炎、細菌性胃腸炎、気管支炎、化膿性耳下腺炎、喘息など様々。
季節が変化して、運動会の練習などで疲れてもあって、体調を崩しやすくなっているのかもしれない。

幸いにも、どこの病院も満床ではなくて、すぐに入院可能であった。これが、真冬だと満床で、なかなか入院するところが見つからず苦労することが多い。

先週、インフルエンザワクチンの予約も開始した。
今回は大阪市との契約でのワクチンなので、接種価格もなかなか決めることはできなかったが、やっと医師会から上限3600円で、あとはクリニックで決めてもよいと連絡があった。
当院は昨年と同じ2500円に設定した。

予約状況は、土曜日と平日の遅い時間の枠は、あっと言う間に一杯になってしまった。
曜日では水曜日が人気で残りわずかだけど、火曜日はまだまだ余裕がある。

ワクチンの種類が多いので何を優先したらよいのか、と悩んでいる方も多いよう。
その際は是非ご相談下さい。同時接種もできるので、上手にスケジュールをたてましょう。