2024年05月19日(日)

5歳児健診

小児科学会のオンデマンド配信がはじまった。
「5歳児健診とフォローアップ体制について」の話。
教育講演で専門医の単位も取得できる。

ちょっと気になるこどもたち、軽度発達障害のお子さんの発生頻度は約8-9%。
それは3歳児健診だと早すぎてわからず、また入学してからは遅すぎる場合がある。
ちょうど5歳のときに見つけて、フォローアップして、就学までつなぐことが大切。
また、基本的な生活習慣(睡眠、食、メディア使用、家族の関係性)などを確認することも大切。

5歳児健診の問診項目として、
@スキップができるかAブランコにのってこげるか
B片足ケンケンができるかCお手本を見て四角が書けるか
Dひとりで大便ができるかEボタンをはめたりはずしたりできるか
F集団の中で遊べるかG家族に断って友達の家にいけるか
Hジャイケンの勝ち負けがわかるかI自分の名前が読めるか
Jはっきりした発音で話ができるかK自分の左右がわかるか

また、この時期にジャイケンとしりとりができるのも重要。
それから字をかけるようになる。
字がかけるのに、しりとりができないのは少し気になる問題とのこと。

さらに、目を閉じてじっとできるかどうか。
「今から目を閉じて、先生がいいというまでじっとできるかな。手はお膝、はい始めるよ」
それで、たいていは20秒じっとできるとのこと。
途中で、「まだ〜」と行ったり、目をあけてしまうのは多動の所見。
途中でそわそわしたり、貧乏ゆすりをしてしまうのは不安がある所見とのこと。

さらに、メディア使用についてもお話されていた。
寝る前のTV、動画視聴
スマホでゲーム
TV見ながらの食事
→いずれも、夜中におきたり、睡眠時間が短くなる。
 さらに親がイライラしたり怒鳴ることも増えるそう。

実際、寝る前のテレビをやめることによって、夜泣きが治ったケースもある。
生活習慣はいつも時期もとても大切。

画像(180x240)・拡大画像(480x640)
画像(180x240)・拡大画像(480x640)

Posted by さかざきひろみ at 19時01分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2024年05月18日(土)

今日は

少し早めに母の一回忌。
そして、実家の仏壇じまいと、
新しい仏壇開眼供養。

画像(180x240)・拡大画像(480x640)
画像(180x240)・拡大画像(480x640)

もう1年もたつ。
ほんとにあっという間。
いまも実家に行くと母が出てくるような気がする。

まごっぴもちゃんとお経を読む。
父も母もきっと喜んでいる。

そして、新しいお仏壇。

画像(240x180)・拡大画像(640x480)

開眼供養はおめでたいので、お赤飯に赤いろうそく。
お線香は白檀。
とても良い香りで、こればかり使いそう。
香炉には灰ではなく、クリスタルビーズ。
さらに、小さいおりん。

画像(180x240)・拡大画像(480x640)
画像(180x240)・拡大画像(480x640)

可愛いお仏壇。
本来なら、実家のお仏壇を両親とも気に入っていた。
自宅に持ってこれなくてごめんなさい。
母は、私らしいと喜んでいるような気がするけど、
父は仕方ないなあとあきらめているよう。

画像(180x240)・拡大画像(480x640)
画像(180x240)・拡大画像(480x640)

日常にはお庭のお花と、ちりめん京菓子香の花。

Posted by さかざきひろみ at 20時28分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2024年05月16日(木)

「XとYの法則」

先日の小児科学会のランチョンセミナーで、お話されていた田村節子先生。
臨床心理士の先生で、お話がとても面白かった。

印象に残ったのは承認する5つのレベルの話。
@結果承認(できたことを認める)
Aプロセス承認(やろうと努力していることを認める)
B行動承認(できてなくても、よかった行動を認める)
C意識承認(これからやろうとしていることを認める)
D存在承認(ただ存在していること認める)

こうやって、お子さんの色々な行動を認めてほめてあげることはとてもよいと思う。

アマゾンで調べてみたら、たくさん本を執筆されていた。
今回この2冊を購入してみた。

親と子が幸せになる「XとYの法則」
子どもにクソババアと言われたら

画像(240x180)・拡大画像(640x480)

幸せになるXの法則は、
子どもが大きくなっていくと、親が子どものために使う力はだんだん減っていく。
逆に、子どもは自分でできる力が育ち、
親と子の戦が交わる。そこが第2反抗期。
親にとって、子どもに反抗されるのは辛いけど、それは子どもが順調に成長して自立してきたことを示して、子育て成功のサイン。

画像(180x146)・拡大画像(640x521)

Xの法則になるためには、次の5つ。
 話を聞く
 やることを見守る
 ほめる
 ふれあう
 よさを理解する

幸せが遠くなるYの法則は、
交わるところがなくて、いつまでも親の力が強い場合。
子どもへの愛情から、ずっと親が力を発揮している。
そのため親と子の線が交わらずに、途中から平行になって、Yを横にした形になってしまう。

画像(180x147)・拡大画像(640x524)

Yの法則になる落とし穴は、
 口のだしすぎ
 手のだしすぎ
 あたえすぎ
 期待のかけすぎ
 きびしすぎ

でもYでもいつでも軌道修正できるので大丈夫。

田村先生いわく、「クソババア」は、子育て大成功の証とのこと。
「思春期語自動翻訳機」によると「私を信じて下さい」と翻訳できるそう。

先日、あるママから、「この子、私が話かけても無視して、ほんとにショックで」と言われた。
中学1年生のお子さん。
「ママ、それが成長だよ。○○くんの自立の一歩なの。成長したねと褒めてあげて」とお話した。

Posted by さかざきひろみ at 19時34分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

過去の記事へ

ページのトップへ ページのトップへ

6

2024


            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

検索


カテゴリーリスト

最近の記事

最近のコメント

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2006 さかざKIDSブログ All right reserved.2006 Sakazaki Kodomo Clinic.