お盆あけの外来は、皆真っ黒に日焼けしてる。
海や山や川で思いっきり遊んできたらしく、ちょっと疲れがでてきているようだ。
それにしても今週は暑かった。
ワクチン外来が14時からなのだけど、一番暑い時間帯。
来院されるママ達は、暑さで溶けそうになっている。
思わず、保冷剤でも配ろうかしらんと思ってしまった。

さすがに、風邪が大流行ということはなくなったが、とびひ、それもかなりひどくなった方がとっても多い。
あせも、虫さされ、すり傷などがあると、細菌は簡単に皮膚の中に入っていく。それを掻きむしることでどんどん広がっていく。
治療は、抗生剤の内服が主体だが、局所の処置もとっても大切なので、まずは外来で皮膚の処置の仕方をお教えしている。

問診票に「とびひ」と書いてあったり、私が「あっ、とびひ。」というと、スタッフがすぐにとびひ処置セットを用意してくれる。私が振り向くと、このセットが整然と並んでいる。スタッフの素早さに、実は毎回ちょっと感動している。

主人からの情報。
来週の24時間テレビに、以前私がブログにupした「雲の犬」の廉太くんのことが、取り上げられるらしい。29日の午後4時30分ごろらしいので、時間があれば是非見て下さいね。

13日の午後だけ休診したが、後はお盆も通常通りの外来。
これといって、何かの感染症が大流行しているということもない。
「帰省するので、念のため来院しました。」
「帰省先に周りに全く医療機関がない田舎なので、念のためのお薬をもらいにきました。」
「明日から旅行なのですが、熱がでてしまって．．．。」
そんな患者さんが多い。

それと、大阪以外の住所の方も多い。
大阪に帰省中に体調を崩してしまったらしい。
私が標準語で話してたら、
「大阪弁と違う。」とお子さんに指摘されたので、なぜかサービス精神が刺激されて思いっきり大阪弁で診察してあげた。

それはともかく、最近気になるのは喘息発作のお子さんがとても多いことだ。
それも陥没呼吸を伴うしんどいお子さんが多いため、吸入でもよくならず点滴する場合も多かった。
ずっと、喘息の治療を継続している方はそうでもないのだけれど、初めての発作、何年ぶりかの発作の方が多い。発熱を伴う感染がらみの喘息発作の方もおられるが、夏の暑さで体調を崩したのか、それとも気圧の変化なのか。

夏休みもあと2週間ちょっと。
無理しないように体調に気をつけて、しっかり楽しんでほしい。

毎日暑い。8月になっても忙しいし、皆で美味しいものでも食べに行こう。
中華、フレンチ、焼き肉、日本料理何がいい？
暑いし、さっぱりした日本料理がいいなあってことで即決定。
たまには、外にでて全員集合。
場所はリッツカールトン大阪の花筐。
皆で美味しいものをいただくことにした。

おしながきを見ていると、どんな料理がでるんだろうと、とってもわくわくする。
懐石なので、読めない漢字がたくさん。
私が読めなかったのは芋茎、茗荷。
「あの〜愛知産いもくきって何ですか？」
「愛知産ずいきです。」

素敵なお料理の数々。
こうやって眺めるとキレイ。

木の芽ゼリー

鱧豆腐のお吸い物

お造り

この中に加茂茄子蒸し煮が

焼き物

夏河豚唐揚、トマト天ぷら

明石蛸の酢の物

茗荷ご飯　赤だし

最後の水菓子のフルーツを食べながら、スタッフが水菓子って羊羹って思ってたのに。と話してたら、なんとその後本当に羊羹と美味しいお煎茶がでた。
お店の人は話を聞いてたのかしらん？

見た目はそんなに華やかではないけど、どれもこれも、お上品で美味しかった。
どれが一番？
私は加茂茄子が何とも言えず柔らかくて香ばしくて一番。でもトマトの天ぷらも捨てがたい。
スタッフヤングチームには量が少なかったのではと思うのだが、私には丁度。

2時間かけての懐石料理。
普段せかせかして仕事している私達には、たまには時間をゆっくり使うことも大切だ。
ごちそうさまとお店の前で。
次は皆で何食べに行こっかな？