2024年10月13日(日)
腹診セミナー [漢方薬]
昨日は、千福先生の腹診セミナーのお手伝い。
大阪、京都、神戸、奈良をつなげての講演会。
腹診の実技もある。
大阪会場は50人の先生が参加。
4グループにわかれて、腹診を実際にしてもらい、そのときのレクチャーをさせていただいた。
腹診のポイントは9つ
@腹力(実か虚か)
A腹直筋の緊張(交感神経過緊張;芍薬と含む処方)
B心下痞鞕 (消化機能の評価:瀉心湯類、または人参を含む処方)
C胸脇苦満(ストレスやこじれた感染症:柴胡を含む処方)
D臍上悸(交感神経過緊張)
E瘀血(駆瘀血剤)
F小腹不仁(腎虚)
G腹部の温度(冷えがあるかどうか)
H振水音(利水剤)
普段はお子さんのおなかばかり触っているので、おっちゃんのお腹はむつかしい。ほとんどが太鼓腹でびっくり
やせ型の、腹直筋緊張がある人を担当させてもらった。
そして、最後に質疑応答。
たくさん質問がでて、これが一番面白い。
小児科の先生はだれもいないのに、小児に関する質問が多かった。
最後に、神戸、奈良、京都の先生方も集まって、打ち上げ。
難波の焼き鳥屋さんで、めっちゃ美味しい。
久しぶりの夜更かしだったけど、たくさん勉強になったし、楽しい時間だった。
Posted by さかざきひろみ at 19時30分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年11月14日(火)
「ねるねる」と「にがいのとんでいけ」 [漢方薬]
「おくすりパクっとねるねる」
こんなものを見つけた。
「ねるねるねるね」というお菓子があって、それの服薬補助剤バージョン。
「ねるねるねるね」については、買ったこともなく知らなかった。
調べると1987年に発売。
私が医学生のときだから、知らないはず。
ただ、名前は聞いたことがあったので、この服薬補助剤がどんなものか、漢方薬との相性はどうか気になって購入してみた。
ひと箱に、6袋入りで、メロンソーダとイチゴがある。
専用トレーに、水ひとさじと「ねるねるのもと」を入れて、スプーンでよく混ぜる。」
さらに、漢方薬109番を入れて、混ぜてみた。
メロンソーダも味見してみた。
ねる過程は面白い。
きっとお子さんたちは喜ぶはず。
そして、お味の方は、苺は口にいれてしばらくは甘いけど、やっぱり後味に漢方がでてくる。
舌ざわりは確かによくなる。
メロンソーダは、私にはもともとの味が.....。
しかも、6回分で492円。
熱や鼻づまりで、少し飲むのはいいかもだけど、ずっと飲む薬だと高すぎる。
他にも、「にがいのにがいのとんでいけ」という服薬補助剤をみつけた。
これも味見してみた。
チョコは砂糖不使用らしい。
ただ、これも後味に漢方薬がでてくるので、すぐに水を飲んだほうがよい。チョコを食べたことがないお子さんにとったら、美味しく感じるかも。普段からチョコをよく食べているお子さんには、いまいちかも。
ただ、3包で194円! これも高すぎる。
お薬のマスキングの良さは、「ねるねる」のイチゴ味が一番いいかな。
だけど、どれも高価。
お薬を飲むために、わざわざ買うよりも、自宅にあるものから工夫したほうが現実的かな。
Posted by さかざきひろみ at 19時44分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2022年06月16日(木)
やっと [漢方薬]
火曜日は、帝京大学小児科談話会でのWEB講演。
最初に、小児の画像診断というとっても学術的なご講演。
その後、私は20時からの講演。
普段は20時30分ぐらいに寝てしまうことが多かったので、21時までちゃんと起きてられるか若干心配だった。
さすがに、自分が話しているので、テンション高く元気に最後までお話できた。
パパが、20時少し前に帰宅。
テーブルで食べると丸見えなので、カウンターで食べていた。
だけど、その姿が窓に映って画像に映りこんでいた。
さらに、パパは食後いつものように、食洗機をon。
おかげで、ずっと食洗機の音が…。
講演中に「食洗機うるさいから、切って」とは言えない。
私は「ウーン、ジャー」という音を聞きながら講演していた。
でも、やっと5〜6月にかけての集中講演が終わった。
次は7月3日の日本小児漢方懇話会フォーラム。
これは、裏方なので、まだ気持ちが楽かな。
8月下旬の外来小児科学会のWSは「思春期漢方」がテーマ。
講演ではなく、ディスカッション形式。
これに関しては、事前ディスカッションもあるので、早く計画たてて、準備しなくては。
Posted by さかざきひろみ at 19時19分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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