2023年11月03日(金)
漢方オンラインサロン in TOKYO [漢方薬]
昨日は、東京にて講演会。
光栄にも千福先生、新見正則先生とご一緒させて頂いた。
千福先生のスライドをみて、私も負けたらあかんと、このスライドにしてみた。
千福先生のおすすめは、P五苓散、㊶補中益気湯、68芍薬甘草湯。
私のおすすめは、99小建中湯、72甘麦大棗湯、54抑肝散。
東京へは飛行機で。
東京の木村情報のスタジオはとても広い。
カメラはいったい何台??
それぞれの先生用、3人用、そして、サイドからの映像も。
千福先生他、新見先生のオーラで、パワーをたくさんもらった。
とっても楽しく幸せな時間!
新見先生は長年テレビに出ていただけあって、カメラの位置とか色々なことに気づいて指示してくださる。
しかも時間ぴったり。
素晴らしすぎる。
1時間があっという間。
終わって、漢方jpの編集長こと今日子先生と。
いつも撮影ありがとうございます。
そして今日は、皇居ラン。
早朝の東京駅は、人はまばら。
皇居の朝は、お天気がよく空気がきもちよい。
すこし紅葉も。
富士山をみて、名古屋で、まごっぴをGETして帰阪。
次は11月16日。
Dr.'s Prime Academiaでのオンライン。
Posted by さかざきひろみ at 19時10分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年10月26日(木)
土曜の午後は [漢方薬]
今日は、川西市東洋医学医会での講演。
久しぶりのオンライン。
自宅から一人で、パソコンにむかって、延々と1時間。
最近はリアルが多かったので、やはり一人は寂しい。
聴いてくださる方の顔を見てお話する方が楽しい。
それでも、参加してくださった先生方ありがとうございました。
そして、来週は千福先生、新見先生とのコラボ。
オンラインサロンなので、またWEB配信。
だけど、漢方界の2大ジェントルマンのお二人とご一緒できるので、とっても楽しみ。
申し込みはツムラメディカルサイトからで、医師以外でも医療関係者の方なら登録できる。
このサイトは他にも色々な漢方薬の勉強ができる。
ご興味があれば是非に。
外来では、またまたインフルエンザAがすごい。
近隣の小学校で、学級閉鎖や学年閉鎖。
また、その兄弟からか、保育園や幼稚園でもインフルエンザがすこしずつ増えている。
一方コロナは激減している。
他に、変わらず多いの溶連菌。
インフルエンザと溶連菌のダブル感染も多い。
このままずっと流行するのか、それともいったん減ってから、また真冬に流行するのか??
Posted by さかざきひろみ at 19時48分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 1 )
新作 [漢方薬]
フローチャートシリーズの新作は、「フローチャート産業医漢方薬」
このシリーズはもう何作目なのだろう。
どの本も、とてもわかりやすく、勉強になる。
産業医という言葉は知っていたが、実際にどんなものか知らなかった。
産業医とは、「事業場において労働者が健康で快適な作業環境のもとで仕事が行えるよう、専門的立場から指導、助言を行う医師」とのことで、、働く人の病気の予防がメイン。
普通のクリニックの医師とちがって、治療や薬の処方をすることはない。
産業医の先生は、働く人たちが健康に働けるように色々なアドバイスをされる。まさに未病を防ぐということにもなるので 漢方薬がうってつけかも。
この本には、
職場を守る基本処方として
どんな働くひとにも
職場に常備の基本漢方
職場の肉体・精神疲労の基本処方
職場の人間関係に効く基本処方など、
いったいどんな漢方薬と興味深い内容ばかり。
ほかには、
働く人の風邪療養を支援する
働く人の胃腸を支援する
生活習慣病の就労を支援する
働く人のメンタルを支援するなど、フローチャート形式で色々な漢方薬がアップされている。
どんな処方か興味がある人はぜひ本を買ってみてね。
予想外に出番が多かったのは、137加味帰脾湯。
そして、これは私が執筆した最新号。
Posted by さかざきひろみ at 18時31分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2023年10月21日(土)
咳の漢方 [漢方薬]
外来では、インフルエンザもやや減少傾向。
コロナは少しだけ。
溶連菌感染症が一番多い。
これは、大阪市の感染症情報。
だいたい、同じような傾向。
咳をする人がとっても多い。
1日中というよりも、朝夕がひどくて昼間は元気。
原因としては、ウイルス感染、またはアレルギー。
秋花粉やまたダニも秋にとってもふえる。
そんな中、西洋薬の咳止めが品薄状態。
また、漢方薬の麦門冬湯なども品薄状態。
ただメーカーを選ばなければ、麦門冬湯もまだ十分処方できる。
乾燥した咳で、のどがいがいが、咳がこみ上げるときには㉙麦門冬湯ばくもんどうとう。これは、苦くないので、比較的飲みやすい。
湿った咳、喘息の咳には95五虎湯ごことう。
咳がひどくて、胸が痛いときは73柴陥湯さいかんとう。
これには、抗炎症作用も強い。千福先生おすすめの処方。
私自身はこれが好きかな。
咳がひどくて眠れないときには、91竹筎温胆湯ちくじょうんたんとう。
これには、精神安定作用のある生薬もたくさん含まれるので、すっきり眠れるようになる。
乾燥咳がひどくて、麦門冬湯がいまいちなときは93滋陰降下湯じいんこうかとう。とくに夜間の頑固な咳で、潤いがない場合に。
痰がとても多くて、咳が長引く場合には90清肺湯せいはいとう。
91竹筎温胆湯、93滋陰降下湯、90清肺湯には、潤す生薬の麦門冬が含まれる。
心因性の咳には、O半夏厚朴湯、または96柴朴湯。
この中で、錠剤があるのは、95五虎湯とO半夏厚朴湯のみ。
73柴陥湯、91竹筎温胆湯、93滋陰降下湯、90清肺湯はめちゃくちゃまずいので、お子さんにはあまり処方していない。
漢方薬は、咳止めと違って、気管支をうるおしたり、また抗炎症作用が強いものが多い。
咳で眠れなくなるのは、とても辛い。
西洋薬、漢方薬など色々使って、少しでも早くよくなりたい。
Posted by さかざきひろみ at 19時39分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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