2025年07月03日(木)
かかとが痛い!
最近、続けてシーバー病と診断されたお子さんたちを経験した。
シーバー病は、踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)のこと。
10歳代前後の小中学生に多く、激しいスポーツをしているお子さんにおこりやすい。
症状は、
運動すると踵が痛い
踵に腫れや熱を持つ事がある
踵を押すと痛い
踵の痛みのためつま先歩きをする
さらに、かかとの骨のレントゲンで踵骨骨端核に硬化像や分裂像があれば診断できる。
成長期の子供の骨には骨端線と呼ばれる、軟骨で出来た組織の集合体があって、これは骨よりやわらかい。
そこが、筋肉よって繰り返し引っ張られて、痛みを感じやすくなるため骨端症になってしまう。
これがかかとの骨におこったらシーバー病、
膝の骨におこったらオスグッド病。
踵骨にはアキレス腱も足底筋膜もくっついているため、
走ったりジャンプしたりすると、踵骨が引っ張られて不可がかかりやすい。
激しい運動をしているお子さんが多いが、靴のクッション性が悪くて踵に衝撃が強くかかる事でもおきることがある。
基本治療は、安静やストレッチ。
成長とともに治るので、経過観察。
整形外科漢方の第一人者の富澤英明先生にお聞きしたところ、89治打撲一方がよいらしい。
骨がひっぱられる痛みによく効くとのこと。
あと、タンパク質の摂取量が少ないお子さんや鉄欠乏がある場合も多いとのこと。
やはり、成長期のお子さんには良質のたんぱく質、鉄分が必要となる。
Posted by さかざきひろみ at 17時59分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 3 )
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コメント
ご丁寧にありがとうございます!
上手く付き合っていく方法を1つ知ることができました。知識は宝ですね。
子どもたちが大好きなサッカーやバレエ。楽しんで向き合えるよう、サポートし続けたいと思います。
骨端症は成長がとまると痛みも治るけれど、それまでが辛いですね。
治打撲一方は、継続して飲んだ方がよいそうです。
ただ、大黄という生薬が入っているので、少し下痢することもあります。さらに、とっても痛いときは無理せずに休んだほうがよいかもしれません。ほんとにうまくつきあっていくのが大切かと思います。
いつも楽しい学びをありがとうございます♪
サッカー少年の息子はオスグッド(中3なので痛みも減ってきた様子)、クラシックバレエ少女の娘はシーバー病(小5、まさに今悩んでいます)です。
医師からは「成長に伴うため必ず治ります、上手く付き合っていきましょうね」とのことですが、頑張りたい本人たちと、休ませたい親の思いが交錯し、向き合うことの難しさを数年に渡り体感中です。
「89治打撲一方」は痛みがひどい時に頓服で服用した方がいいですか?それとも、継続して服用した方が効果はありますか?
試合後、コンクール後、発表会後などは立つのも辛い程痛いようですが、日常生活には支障はありません。
飲むタイミング、スパンなど教えていただけると幸いです。