2026年05月14日(木)

97番 大防風湯 [漢方製剤]

だいぼうふうとう。

これは人参と黄耆を含む参耆(じんぎ)剤で補中益気湯の仲間。
また血虚の代表である四物湯も含む。

だるいしんどい、栄養障害っぽい人のリウマチバージョン。

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この薬は鶴膝風(かくしつふう)といって、膝関節が大きく腫れ、周囲の筋肉が痩せて、その結果、鶴の細い脚と膝のように見える状態に有効と言われている。

とにかく、身体を元気にして、温めて、血行を改善する。さらに痛みもとってくれるお薬。
高齢者で、弱った人のリウマチの薬としてよく処方される。

ちなみに杜仲は杜仲茶に含まれて、筋骨を強くする生薬でもある。
ただ、小児科では、ほぼ処方することがない薬。

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Posted by さかざきひろみ at 19時05分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2026年04月29日(水)

96番 柴朴湯 [漢方製剤]

さいぼくとう。

炎症をおさえる小柴胡湯と抗不安作用のある半夏厚朴湯をあわせたもの。
出展は本朝経験方で、江戸時代に日本でつくられた薬。

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キーワードは、長引く咳とストレス。
咳をしては、いけないと思ってがまんしないといけないと思えば思うほど咳がでてしまうようなとき。
小児科領域では、咳チック、心因性咳嗽などに有効。
しかし、飲みにくいので、代わりに半夏厚朴湯の錠剤を処方することもある。

90番から96番までは咳に関する処方。
95番五虎湯は小児科領域でもよく使うが、あとはかなり飲みにくい。

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お花が咲き乱れる良い季節になった。

Posted by さかざきひろみ at 18時08分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2026年04月09日(木)

95番 五虎湯 [漢方製剤]

ごことう。
これは小児科の頻用処方。
湿性咳嗽がひどいとき、喘鳴があるときなどによく処方する。

錠剤もあるので、便利。
しかも、他の漢方薬の錠剤が1日量18錠に比べて、1日量9錠なので飲みやすい。

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55麻杏甘石湯に桑白皮が加わったもの。
麻杏甘石湯でもいいけれど、こちらの保険適応病名は喘息だけになる。五虎湯は喘息の病名がなくても気管支炎でもOKなので、処方しやすい。

5つの虎でネーミングがよいのだけど、
石膏が白いので、白虎になぞらえて虎という文字が入っている。
生薬の数は5個。
とてもシンプルな構成。

麻黄と石膏は抗炎症作用が強い。
気管支の炎症や浮腫を取る。
杏仁も咳止め
桑白皮も咳止めでより抗炎症作用がパワーアップする。

西洋薬の鎮咳剤よりずっと効果的。

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Posted by さかざきひろみ at 17時21分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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