2026年10月08日(木)
104番 辛夷清肺湯 [漢方製剤]
しんいせいはいとう。
慢性副鼻腔炎によく効く漢方薬。
ただ味がとっても苦い。
こもった熱を発散させて、鼻の炎症を鎮める。
鼻の膿を抑えることで鼻通りをよくする。
黄芩、山梔子、石膏、知母と抗炎症作用の生薬がたくさん。
麦門冬と百合は乾いた気道を潤す作用がある。
辛夷は、鼻づまりに有効。
枇杷葉は、咳や痰に使う。
鼻閉がある場合は、�A葛根湯加川芎辛夷の錠剤を処方することが多い。
�A葛根湯加川芎辛夷との違いは
�@麻黄が入ってない
�A主に慢性
�Bより炎症が強い(より膿性鼻汁)
実際には�A葛根湯加川芎辛夷でよくならない副鼻腔炎に処方することが多い。
パンどろぼうの新作
パンどろぼうとさすらいのラーメン」
その後ろで、お茶を一気飲みするまごっぴ2。
Posted by さかざきひろみ at 18時25分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2026年08月18日(火)
103番 酸棗仁湯 [漢方製剤]
さんそうにんとう。
心身が疲れ弱って眠れない人に処方する漢方薬
「体が疲れきっているのに頭だけが冴えて眠れない」そんな方にお勧め。
入眠障害にも中途覚醒にも有効で、抗不安作用もある。
脳内のGABAやセロトニン系に働きかけ、神経の興奮を鎮める作用があるといわれている。
抑うつ傾向やイライラ神経過敏などがあまりない人用。
味もわりと飲みやすい。
酸棗仁は帰脾湯や加味帰脾湯にも含まれる
こちらは、うつっぽくて眠れない人用。
睡眠障害に対する漢方薬は色々あるが、
薬よりも何よりも、まずは生活リズムの改善。
朝ごはんを食べて、太陽の光を浴びると、体の中でセロトニンが作られる。
セロトニンは、夜になると睡眠を促すホルモン「メラトニン」の材料になる。
そのため、朝にしっかり朝ごはんを食べて、太陽の光を浴びることは、夜にぐっすり眠るためにもとても大切。
また、寝る前の1〜2時間は、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの使用は厳禁。画面から出る光は、眠りを促すメラトニンの分泌を抑えて、眠れなくなってしまう。
Posted by さかざきひろみ at 01時41分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2026年08月13日(木)
102番 当帰湯 [漢方製剤]
とうきとう
人参と黄耆を含む参耆(じんぎ)剤。
補中益気湯の仲間。
古典には、「心臓やお腹が絞るように痛み、もろもろの冷えが満ちあふれて痛むものを治す」と記載されている。
構成生薬は温めるものが多いので、冷え症の人用。
人参・乾姜・山椒は、大建中湯と共通。
大建中湯は腸を温めて動きをよくする。
当帰湯はそれにプラス。
血流を改善して冷えによる痛みを改善する。
冷えで虚弱体質。
冷えると、胸痛や腹痛がひどくなる人は当帰湯を処方。
これも、小児科ではほとんど出番がない漢方薬。
Posted by さかざきひろみ at 17時25分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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