2024年05月28日(火)

52番 薏苡仁湯 [漢方製剤]

よくいにんとう。

慢性化した筋肉痛、関節痛のくすり。

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ヨクイニンはハト麦で水いぼに使う。
水をさばいて、浮腫みをとる作用がある。
したがって、水がたまった関節に有効で、痛みをとめる。
麻黄は痛み止め
芍薬+甘草も痛み止め。
当帰は、温めて血の巡りをよくする作用。
桂皮も温める。

四肢の血流が悪く冷え症の人だけど、関節痛のあるところは熱感を持っている、そんなタイプに使用。

ちなみに、78麻杏薏甘湯は、急性期の関節痛、筋肉痛で、もともと元気で冷えのない人に使う。

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Posted by さかざきひろみ at 19時33分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2024年05月14日(火)

51番潤腸湯 [漢方製剤]

じゅんちょうとう。

虚弱タイプ、高齢者の便秘に処方される。
麻子仁丸(ましにんがん)とちょっと似ている。

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潤腸湯は、麻子仁丸より大黄や麻子仁の量が少な目。
下剤作用としては、マイルド。
ただ、桃仁や当帰も含まれるので、血の巡りを改善する交換もある。
便秘になりやすい根本にある、うるおい不足も同時に治すことも目標としている。

ただ、黄芩も含まれるので、肝機能障害に注意しないといけない。

高齢者の便秘のファーストチョイスはやはり麻子仁丸かなと思う。それで、いまいちのときに潤腸湯の出番があるようなイメージ。

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Posted by さかざきひろみ at 18時34分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2024年04月25日(木)

50番 荊芥連翹湯 [漢方製剤]

けいがいれんぎょうとう。
やっと50番まできた。

漢字がめっちゃ難しすぎる。
しかも構成生薬が17個と多い。

ただ保険適応病名はわりとシンプル。
 蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきび。

実際、炎症が強くて、他の薬ではなかなか治らない難治の副鼻腔炎、ニキビに処方することが多い。

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中に、黄連解毒湯(清熱作用、抗炎症作用)と四物湯(血のめぐりをよくする補血剤)がそのまま入っている。
黄連解毒湯+四物湯=57温清飲。
温清飲はアトピー性皮膚炎で、乾燥肌で皮膚の炎症がとても強いタイプに処方する。

また、荊芥、柴胡、防風、桔梗、甘草はE十味敗毒湯にも含まれる。十味敗毒湯も化膿性病変やニキビに。

ただ、この薬は味が、めっちゃめちゃまずい。
うちのスタッフはまずいものを50番と呼んでいた。
また、これとカレーを混ぜて味見してもらったら、
「先生、これは毒カレーですか?」とも聞かれた。

しかし、なかなかニキビが治りにくいお子さん、慢性鼻炎がひどいお子さんたちはこれを頑張って飲んでくれた。
「まずくない?」と聞くと、
「うーん、美味しくないけど、もう慣れた」

Posted by さかざきひろみ at 19時55分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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