2014年01月26日(日)
ワクチンセミナー [学会]
土曜日午後はワクチンセミナー。
講演Tの藤岡先生のお話は、予防接種の法律関連について。
よく知らないことが多くて、ちょっと難しいが、普段このようなお話を聞く機会もないし、ワクチン接種医が知っておくべき内容。
特に、民法にもとづく期間計算については初めて知る内容だった。
(この講演は、めぐ先生の座長デビュー。ちょっと緊張してたので、思わず「がんバレー」と言いそうになった。さすがに叫べないので一生懸命両手を振って応援した。)
講演Uは肺炎球菌感染症についてのお話
プレベナ−が開始されて侵襲性肺炎球菌感染症がとても減少している。ただ、やはり7価でカバーできないタイプの感染症があるので、補助的追加接種を強くすすめておられた。
当院でもすでに7価を4回終了されたお子さんが自費で追加接種される方がおおい。
しかし、補助的追加接種について知らない保護者の方も多いので、もっともっと情報提供が必要だと思った。
肺炎球菌ハイリスク者の方への接種についてのプロトコールについては、私も初めて知り、さっそく主人に教えてあげた。主人の患者さんには、無脾症やチアノーゼ型心疾患の患者さんがとても多いので、是非全員にワクチンすすめてあげなあかんでと言っておいた。
成人に推奨される肺炎球菌ワクチンについては、65歳以上の23価は有名だが、50歳以上の成人の肺炎予防に13価というのがあった
肺炎球菌感染症は圧倒的に5歳未満の感染が多いが、たしかに50歳ぐらいから増えていて、高齢者全体では5歳未満より症例数は多い。
隣に座ってた赤木先生(同級生)に
「これ私ら、うったほうがいいんかなあ。」と話したら、
「なんで?.....(しばらく間があって)
そうか僕たちオーバーフィフティね。
スルーしてたよ。」
Posted by さかざきひろみ at 09時51分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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