2014年01月27日(月)
インフルエンザ出席停止期間 [クリニック情報]
本日もインフルエンザが多い。
下の表は、インフルエンザの患者さんにお渡ししている出席停止期間を表にしたもの。土曜日のブログでアップするつもりだったのだけど、忘れてしまったので本日アップしますね。
保育園幼稚園の場合
小学生以上の場合
文章にすると、
出席停止期間は、発症したあと5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで(ただし、保育所や幼稚園に通う幼児は「解熱した後3日を経過するまで」)
そして、発熱した日は1日目でなく0日と数えで、発熱した翌日が1日となる
さらに、発症日(当日0日目)は、病院に受診した日ではなく、インフルエンザ症状(38度程度の発熱等)が始まった日のこと。
あと、熱型表も皆さんにお渡ししているので、次の受診日に書いてきて下さると、経過がとてもわかりやすいので、できればご記入下さいね。
今日、また大量のすだちを頂いた。
これでしばらく、またすだち三昧。
ビタミンCとクエン酸たっぷり。
皮にはビタミンAもたっぷり。
いつも皮ごと、頂きます。
Posted by さかざきひろみ at 19時42分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2014年01月26日(日)
ワクチンセミナー [学会]
土曜日午後はワクチンセミナー。
講演Tの藤岡先生のお話は、予防接種の法律関連について。
よく知らないことが多くて、ちょっと難しいが、普段このようなお話を聞く機会もないし、ワクチン接種医が知っておくべき内容。
特に、民法にもとづく期間計算については初めて知る内容だった。
(この講演は、めぐ先生の座長デビュー。ちょっと緊張してたので、思わず「がんバレー」と言いそうになった。さすがに叫べないので一生懸命両手を振って応援した。)
講演Uは肺炎球菌感染症についてのお話
プレベナ−が開始されて侵襲性肺炎球菌感染症がとても減少している。ただ、やはり7価でカバーできないタイプの感染症があるので、補助的追加接種を強くすすめておられた。
当院でもすでに7価を4回終了されたお子さんが自費で追加接種される方がおおい。
しかし、補助的追加接種について知らない保護者の方も多いので、もっともっと情報提供が必要だと思った。
肺炎球菌ハイリスク者の方への接種についてのプロトコールについては、私も初めて知り、さっそく主人に教えてあげた。主人の患者さんには、無脾症やチアノーゼ型心疾患の患者さんがとても多いので、是非全員にワクチンすすめてあげなあかんでと言っておいた。
成人に推奨される肺炎球菌ワクチンについては、65歳以上の23価は有名だが、50歳以上の成人の肺炎予防に13価というのがあった
肺炎球菌感染症は圧倒的に5歳未満の感染が多いが、たしかに50歳ぐらいから増えていて、高齢者全体では5歳未満より症例数は多い。
隣に座ってた赤木先生(同級生)に
「これ私ら、うったほうがいいんかなあ。」と話したら、
「なんで?.....(しばらく間があって)
そうか僕たちオーバーフィフティね。
スルーしてたよ。」
Posted by さかざきひろみ at 09時51分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2014年01月25日(土)
外来状況 [クリニック情報]
今週はやっぱりインフルエンザが多い。
A型が多いが、B型もでている。
近くの小学校や幼稚園では、学級閉鎖の所も。
家族全員が罹っている場合も多くて、
お母さんが一番しんどそう。
お子さんたちは、ゆっくり休養できるけど、育児はお休みできない。
あと、ウイルス性胃腸炎も流行している。
マスコミではノロウイルスが話題だけど、実際とっても流行していたのは12月。
いまも、嘔吐下痢のお子さんが多いけど、症状はそれほど強くない。怪しそうな便を調べてみたが陰性だった。ノロであれ、そうでないしろ治療方針には変わりはない。
ちょっと下痢しただけで、検査して貰ってきて下さいという園もある。これには多くの小児科医が困っている。
私達は検査屋さんでなない。ちゃんと経過を聞いて、診察をして必要があれば検査をしている。
それに、検査が陰性だからといって症状があるのに登園できない。やっぱり嘔吐してたり、下痢がひどかったり、食欲がない間はお休みが必要。
どちらも予防には、手洗い、バランスのよい栄養、十分な睡眠に心がけてくださいね。
ちなみに今週見つけた可愛いチョコレート
Posted by さかざきひろみ at 21時12分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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