2015年07月14日(火)
溶けた! [クリニック情報]
外来にいらしたママの一言。
「暑くて溶けそう。いや、溶けたわ〜」
室内にいると、外の暑さはあまりわからない。
だけど、汗だくのお子さんやママたちの感想を聞くと、どれほど暑いかよくわかる。
お子さんからは、熱気があふれて湯気がでているよう。
この間まで涼しかったのに突然の気温上昇。
こんな時は熱中症に気を付けなくてはいけない。
熱中症については、以前ブログにもアップした。
(詳しくは、こちら)
私も、ダンスしているときやトレーニングしているときは、気を付けて水分をとるようにしている。
しかし、先日お庭にいるときはノーマークだった。
たしか、12時から14時ごろガーデニングに夢中だった。
あまり動かずじっとしているので、体はしんどくない。
日焼け予防のために、お帽子、サングラス、長そで、長ズボン。
集中してたので、水分も全くとらなかった。
ところが、終わってお家に入ると気持ちが悪い。
お昼食べてないのに、おなかもすかない。
頭痛もする。そういえば、汗もたくさん。
きっとこれが熱疲労の症状。
この話をスタッフにしたら、「先生、所さんと一緒ですね。畑仕事してて熱中症になって救急車で運ばれたんですよ。」
私も、あのまま、もっと長い時間お庭にいたら、倒れていたかもしれない。主人も娘も不在だったので、そうなってもだれも気付かない。
普段から暑い所で運動しているから大丈夫と自分を過信していた。
干からびない様に、今度からはちょっと気を付けよう。
皆様も是非気を付けてくださいね。
ちなみに、漢方薬に熱中症予防のお薬がある。
運動前に、五苓散、白虎加人参湯、清暑益気湯などを飲むとよい。
特に、白虎加人参湯、清暑益気湯は熱をさまして、体を潤す生薬が含まれている。
味は、白虎加人参湯が一番飲みやすいからお子さんにはおすすめ。
気になる方は、外来でご相談くださいね。
Posted by さかざきひろみ at 19時39分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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