2022年11月05日(土)
品薄〜 [漢方薬]
漢方薬の品薄が続いている。
入荷がなく厳しいのは、小青竜湯と麦門冬湯。
小青竜湯は、透明の鼻水がぽたぽたでて冷えがある場合。
今の時期、そんな風邪が多い。
麦門冬湯は、乾燥した咳、のどがいがいがして咳が出る薬で、気管をうるおしてくれる。
講演会など長くお話するときには必須の薬。
他にも少なくなっているものは以下の8つ
1)葛根湯
かぜの引き始めの薬で、首こり肩こり、乳腺炎にも効く。
2)柴胡加竜骨牡蛎湯
体力が中等度の人のメンタルの薬。
ストレスにたちむかって精神症状がでて、動悸や不眠などの症状があるときに。
コロナ禍でストレス過多の人が増えているから品薄なのかも。
3)柴胡桂枝湯
かぜにも、メンタルにも、自律神経失調症にも。
4)防風通聖散
肥満と便秘に
5)柴陥湯
咳をしすぎて、胸痛がある人。
6)五虎湯
湿った咳に。喘息の咳に。
7)小柴胡湯加桔梗石膏
のどの痛みでこじれているときに。
8)苓桂朮甘湯
めまい、頭痛、フクロウ型タイプに。
他のメーカーのものや錠剤はまだ余裕があるらしい。
私があまり処方しないのは、防風通聖散ぐらい。
他は、どれも、処方できなくなったら、とっても困る。
ツムラサン、頑張って!
今日は、庭土の耕しと、お庭のお掃除のお手伝い。
土を耕すのは結構大変。
「うんこらしょ、よっこらしょ」と歌いながら頑張っていた。
Posted by さかざきひろみ at 19時17分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2022年10月22日(土)
今日は [漢方薬]
大阪府女医会の学術講演会。
ハイブリッド開催。
多くの先生がご参加くださった。
ほんとにありがとうございます。
座長は、女医会の副会長でいらっしゃる藤谷先生。
藤谷先生との会話も、とっても楽しい。
先生は、とても上品で素敵。
いつも。いっぱい褒めて下さるので、私のテンションもアップ。
時間ギリだったが、母の病院に行ってから会場にむかった。
やはり、会った方が安心できる。
今回、ご一緒に講演させて頂いたのは、婦人科の中井恭子先生。
「女性の気分の落ち込みと漢方薬〜コロナ禍こそ漢方薬,抑うつ症状があれば加味帰脾湯」
コロナ禍以前は、PMSや更年期障害でイライラして来院される方が多かったそう、その際良く処方されていたのは加味逍遥散。
それがコロナ禍後は、抑うつ症状で来院される方が多くなったそう。日本での抑うつの有病率はコロナ後2倍以上。
そんな方に、加味帰脾湯や帰脾湯が頻用されているらしい。
私は加味帰脾湯は良く処方するが帰脾湯に関しては、まだ処方したことがない。
私のは、「こどもとママに優しい漢方薬」
今年5月にも同じ題名だったのだが、内容は少しだけ変更。
まるまる1時間お話しさせて頂いた。
だいだいお話しする内容はもちろん事前に決めている。
WEB配信だと、それほど内容は変わらない。
だけど、聴衆の先生方がいらっしゃると、何だか面白いことがいっぱい思いつく。時間内に終わりたいので、脱線したところは、またもとにもどさないといけない。
そんな講演中の自分の中の駆け引きがワクワクドキドキで楽しかったりする。
今日もぴったり時間通り!
質問は、30分かけて中井先生と一緒にお答えした。一方的にお話しするよりも、こうやって質疑応答がやはり一番面白いし楽しい。
最後に女医会の皆様と記念写真。
次は、蘭子ちゃんとのオンラインサロン。
そして、年内最後は兵庫県保険医協会での講演。
明日から、またスライド作り。
他に原稿が2つ。
Posted by さかざきひろみ at 19時43分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2022年10月15日(土)
ダイエットにも?? [漢方薬]
もちろん漢方薬だけでは、やせれない。
食事や運動療法がとても大切。
食事を食べないということでやせるとリバウンドがおきる。
運動してしっかり筋肉をつける必要がある。
漢方薬は食事と運動療法の補助的役割だけど、あったほうが効果的との意見も。
有名なのは、下の3つ。
「脂肪太りタイプ」
防風通聖散:食欲を抑え、便秘を解消し、脂肪燃焼を促す
「固太りタイプ」
大柴胡湯:筋肉質でがっしりしたタイプで、自律神経を整え、便秘を解消し、肥満を解消
ストレスが強く、それで食欲が増えるタイプ。
「水太りタイプ」
防已黄耆湯:体力がなく、色白で筋肉が弱いく汗をかきやすい。
疲れるとむくみがでやすい。
やや冷え症なタイプ。おなかがブヨブヨと柔らかく、下半身がむくみやすい人。
これ以外に、新六本木クリニックの三上修先生は加味帰脾湯に注目されている。
それって、虚弱で、不安で心配でたまらない人のくすりでは?
なんでダイエットにいいの?って思ってしまう。
三上先生によると、加味帰脾湯とオキシトシンの関連で肥満に対する効果が期待されているとのこと。実際に、ラットの実験で加味帰脾湯を投与すると、オキシトシンニューロンが活性化することがわかっている。
オキシトシンの作用をまとめると、
身体に対して、摂食抑制、肥満症改善、血糖値の改善、筋肉の維持と再生、骨形成促進、寿命を延ばす効果もあり。
心に対しては、信頼を高める、母性行動を担う、自閉症状の改善、不安の軽減などの効果があり。
さらに、加味帰脾湯は、新型コロナ感染症の後遺症にもよく使用されている。しかも、補中益気湯と同じく、人参と黄耆を含む参耆剤でもある。
だけど、漢方薬だけですべてうまくいかない。
楽しては絶対ダイエットはできない。
努力が必要。
毎日の習慣がやがて太らない体を作っていく。
Posted by さかざきひろみ at 19時21分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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