2016年12月01日(木)
何才まで? [診療]
小学校高学年、中学生になると滅多に病気をしなくなるので、あまりお会いできなくなる。
小さいときにいっぱい病気をしても、皆元気になっていく。
そんなお子さん達に会えるのワクチンの時。
インフルエンザワクチンで1年ぶりに会うお子さんたちも多い。
『わあー大きくなったね。いい子に育ったね。』
小児科医にとって、嬉しいひと時。
帰りにママが「先生、来年も来てもいい?
何才まで診てもらえますか?」とよく質問される。
正確にいうと、小児科は中学卒業まで。
だけど、16才になったら小児科医が診てはいけないという決まりもない。
本人がいやでなければ、何才でもいいよとお答えしている。
実際、女の子たちは、大学に行っても来てくれたりしている。
ただ、男の子は、「俺、もう無理。」
ピンクで待合室には小さいお子さんがいっぱいいるので、さすがに恥ずかしいよう。
ただ、高血圧、高脂血症、糖尿病、悪性疾患などの成人特有の疾患を合併されている方は、さすがに内科の先生に診てもらったほうがよい。
そうでなければ、高校生、大学生になっても、ママになってもOKなのだ。
Posted by さかざきひろみ at 19時53分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2016年08月31日(水)
関空でも [診療]
関西空港の従業員2名が麻疹と診断された。
他30人ほどもその疑いがあるそう(詳しくはこちら)。
麻疹は空気感染でとても感染力が強い。
そして、以前にもアップしたように重篤な合併症がある。
8月17日〜30日に関西空港を利用した方は、麻疹ウイルスに暴露している可能性があり、特にまだワクチンを接種できない1才未満のお子さん、またワクチン接種歴がない方は注意が必要。
麻疹の潜伏期は10日ほどなので、関西空港を利用して約10日後に発熱した場合は特に麻疹の可能性が強い。
上記に該当する方は、熱がでてすぐに医療機関に受診するとさらに感染を拡大させてしまう可能性がありますので、受診の際はまずは電話でご相談ください。
Posted by さかざきひろみ at 21時24分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
2016年08月25日(木)
麻疹 [診療]
千葉県で麻疹が流行している。
発端は、バリ島旅行にいった大人の方らしい。
しかも、感染力がある間にコンサートにも参加したらしい。
NHKでニュースにもなった。
麻疹は空気感染で非常に感染力が強いため、これからも患者さんが増えるかもしれない。
千葉で確認されている方は、10人中9人がワクチン接種歴がない。(詳しくはこちら)
私が、研修医のころ麻疹が大流行した。
麻疹は有効な薬もなく、重篤な合併症が多い。
麻疹脳炎で、寝たきりになったお子さん、麻疹肺炎で両肺が気胸になったお子さんを経験した。今も、お子さんとお母さんのことをはっきり覚えている。後遺症を残すだけでなく、不幸な転帰をとるケースもある。
小さいお子さんは重症化しやすいので、1才になって、まだMRワクチン未接種の方は、早急に接種をお勧めしたい。
また、1才未満の赤ちゃんを守るために、周りの方で、まだワクチンが1回接種の方も2回目の接種をお勧めしたい。
どうか、これ以上麻疹が拡大しませんように。
Posted by さかざきひろみ at 19時21分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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