2026年01月25日(日)

成育医療研修会 [講演]

昨日は大阪小児科医会の第21回成育医療研修会での講演会。

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講演1はこうむら女性クリニックの甲村弘子先生。
思春期女子の様々な月経トラブルについて有名な先生。
ご著書に「やせ組女子の美人体質になる方法」という素敵な本がある。
今回は「思春期のプレコンセプションケア」
プレコンセプションケアとは、
思春期から若年カップルに対して情報を提供して将来の妊娠のためのヘルスケアを行うこと。
実は私はこの言葉をしらなかった。
たしかに、思春期の女の子たちはいろんな月経トラブルをかかえている。
またやせすぎたり、太りすぎたり。
これらは今だけの問題に見えるけれど、将来の妊娠しやすさや、妊娠中の健康にも影響する可能性がある。
やせすぎ → ホルモンバランスが乱れ、排卵がうまくいかないことがある
太りすぎ → 将来、妊娠糖尿病や高血圧のリスクが上がる
月経トラブル → 早めに気づくことで病気の予防につながる
こうした理由から、思春期のうちに体の変化を知り、必要なケアをしておくことがとても大切。

ほんとにたくさん勉強させて頂いた。
ありがとうございます。

私は講演2でお話させていただいた。

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思春期の子どもたちに多いお腹の痛みや頭痛、気持ちのゆらぎ、起立性調節障害、月経の悩みについて、漢方がどんなふうに寄り添えるのかをお話しした。
1時間ちょっと、夢中になって語っていた。

思春期は、体も心も大きく揺れ動く時期。
その子の体質やバランスを整える漢方の考え方は、そんな時期の不調にそっと手を差し伸べてくれる。
その良さを少しでも伝えたくて、つい熱がこもってしまった。
また、私のホームでもあり、知っている先生が多いからか、他府県での講演会よりも緊張してしまった。

講演が終わって家に帰ると、空気の抜けた風船みたいになってしまった。
さらに、ものすごく甘いものが食べたくなった。
今日の講演で、多くの先生方が漢方に興味を持つきっかけになってくれたら嬉しい。

Posted by さかざきひろみ at 19時24分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2026年01月22日(木)

さむっ! [漢方薬]

急に寒い。
特に朝。
いつも6時30分に家をでる。
まだ少しうすぐらく、底冷え。
駅まで1.2km。速足で歩く間に暖かくなる。

だけどクリニックに着く頃はまた寒い。

こんなときは漢方薬。

末梢の冷えに
 しもやけ→㊳当帰四逆加呉茱萸生姜湯
 めまい、貧血、むくみ→㉓当帰芍薬散
 手荒れ、乾燥傾向→106温経湯

お腹の冷え
 胃もたれ、食欲不振→㊸六君子湯
 冷えると腹痛、おなかがはる→100大建中湯
 新陳代謝低下 水様下痢 めまい→㉚真武湯

下半身の冷え
 腰から下が水風呂に入っている感じ→118苓姜朮甘湯
 高齢者で腰痛、夜間尿、下肢のしびれ→F八味地黄丸

上記を飲んでも冷えているときは、附子末を少しずつ追加する。
附子はトリカブトの根っこを減毒したもの。
身体をとっても温める。また鎮痛作用も強い。

冷えのぼせ
 体格良好→㉕桂枝茯苓丸
 多愁訴 イライラ→㉔加味逍遙散

とにかく寒くてたまらないときは頓服で127麻黄附子細辛湯。
寒い日に飲むと、身体の芯から暖まる。

寒いけど公園。

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婆はすべりおちた。

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Posted by さかざきひろみ at 19時17分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2026年01月20日(火)

老人も

RSウイルスのワクチンは実は60歳以上の成人にも適応がある。

アレックスビーとアブリスボ。
いずれも筋肉注射。
アブリスボは妊婦さんにも適応がある。

ただアレックスビーは50−59歳の50 歳以上のRSウイルスによる感染症が重症化するリスクが⾼い人(慢性肺疾患、慢性心疾患、慢性腎臓病、慢性肝疾患、糖尿病、神経疾患など)に適応がある。

ただ、どれも現在は補助がなく、30000円ぐらいかかる。

RSウイルスの検査は1歳未満しか保険適応がないので、高齢者はどうやって診断するのか疑問だった。
だけど、現在インフルエンザーコロナ-RSウイルスの3つが一緒になったキットがあるので、これなら保険適応になる。

そして、実際にお孫さんからRSウイルスがうつって、酸素飽和度が低下した方がいらっしゃった。
もともと、慢性の肺疾患がある方で、リスクがあった。
たまたま、咳がひどくなり検査したところ、RSウイルス強陽性。
本来なら酸素飽和度が低下しているので、入院適応なのだが、なんとか自宅療養で軽快されたとのこと。
RSウイルスのワクチンがあることは知らなかった。
今後のこともあるので、接種しますと言われていた。

生後6ヵ月未満の赤ちゃんだけでなかった。
ご老人もRSウイルスには要注意。
実際に、60歳以上の成人において、RSウイルスで約63000人が入院し、約4500人が死亡していることが推測されているらしい。

ワクチン接種によって、以下の効果がわかっている。
1)RSウイルス感染の発症リスクが4分の1~5分の1に減少
2)RSウイルス感染による入院リスクが約5分の1に減少
3)酸素療法や人工呼吸器が必要な重症化リスクが約5分の1に減少

主人は肺炎既往があり、RSウイルスワクチン接種したほうがよいのかも。

Posted by さかざきひろみ at 17時30分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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