2010年07月15日(木)
夏風邪急増↑ [診療]
毎日突然の豪雨。
雨の合間をぬってせっかく来院されたのに、帰るときにどしゃぶり。ほんとにお母さんたちは大変。
そんな中今週、ヘルパンギーナなどの夏風邪が大流行。
突然の熱で発症。咳や鼻水はほとんどない。
ただ熱だけ。
大きいお子さんは、咽が痛い、頭痛を訴えることが多い。
1−2回嘔吐するお子さんもいる。
のどをみて、のどの奥に口内炎があれば決まり。
ヘルパンギーナと診断できる。
ただ、熱がでてすぐだと、のどの所見がないお子さんもいる。念のため溶連菌検査をするが陰性。
2日ほどで解熱し、再診されたときに口内炎ができていることも多い。
ヘルパンギーナはウイルス感染なので有効なお薬はない。
咽の痛みを和らげつつ、少しずつでもよいので水分をとることが大切だ。
「いつから登園してもよいですか?」
ヘルパンギーナも手足口病と同じで、症状があるときだけ感染力があるのではなく、元気になってもしばらくウイルスを排泄している。したがって集団生活の中で厳密には感染を防ぐことはできない。
解熱して、食欲がでて、本人が元気であれば、登園できる。
お知らせ
提携駐車場が増えました。
九条界隈のタイムズ共通利用券ができたので、便利になりましたよ。下地図のタイムズ全部大丈夫です。
(リパーク九条1丁目も、今までどおり利用できます。)
Posted by さかざきひろみ at 18時29分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
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コメント
ヘルパンギーナは、解熱後も咽の痛みが残り、お腹がすくけど痛くて食べられない。ほんとに辛いですね。それでも、たくさん口内炎があるのに平気で食べるお子さん、痛みで唾液も飲み込めず点滴が必要なお子さん、痛いけど空腹がかって、泣きながら食べるお子さん、経過は様々です。2−3日でだんだん痛みもましなっていきますので後すこし頑張って下さいね。
小児科学会のこどもの救急サイト、実はHPにリンクさせたいのですが、その方法が分からず、業者の方に聞こうと思いつつそのままにしてました。休みあけにでも聞いてみますね。
こんばんわ☆
たしかヘルパンギーナの記事があったはずだ〜と思い、
コメントさせていただきました。
長男が産まれて7年、本当に趣味の範囲で「子供の病気」を勉強してきました。色々病名を聞くと、だいたいの症状や経過、対処は頭の中で理解できるのですが・・・
どんな病気でも、いざ自分の子供達にふりかかると自分の無力さにかなしくなってしまいます(笑)。
先生の記事通りの経過で、今日はもうノドの痛みで不機嫌きわまりないです。。。頓服が効いてる間におかゆ等を食べ、効れたら何も飲み食いできない状態で・・・
これが時差で弟妹にくるのかと思うと、ぞっとしますね;
どうかうつりませんように〜と願うばかりです。
http://kodomo-qq.jp/ これや、24時間の大阪市の救急案内の電話番号(0665439999)って、先生が改めて記事でUPしたら
助かるお母さんも多いと思います♪ぜひお願いします。
うちは救急案内を夜間や休日の急な怪我で何度か利用しました。
CTの撮れる病院を教えてくれたり、救急車を呼ぶかどうかの判断をしてくれたり、一般人にはかなり心強いです。
まだ、一度もお熱だしたことないのですね。でも熱はウイルスや細菌と戦うためにでるものなので、熱は、全くの悪者でもないのです。お熱がでても、お母さんが抱っこすれば機嫌もよく、水分摂取ができておしっこがちゃんとでていれば、熱がでてすぐに救急にということもありません。
日本小児科学会がつくったこどもの救急サイトはとてもよくできています。また、見てみて下さいね。
http://kodomo-qq.jp/
(さかざきひろみをクリックすればアクセスできます)
先日は検診などありがとうございました。皮の方は赤みがほとんどなくなりました(^^)夏風邪が流行っているんですね。ヘルパンギーナとか名前しか知らなくて未知の世界です。うちはまだ風邪とか引いたことがないので突発性発疹を含め、初めての熱は、いつくるのかいつもドキドキしています。その時は先生よろしくお願いします。ウイルス性の病気はたくさんあって怖いですね。何か予防の方法はありますか?私と主人が帰宅後の手洗い、うがい、アルコール消毒はしてますが、悠太は顔と手を拭いたりぐらいです。今日から晴れて暑いですね〜。先生も日々お忙しいと思いますので、体調に気をつけてくださいね(^-^)