2010年07月04日(日)

もう一冊 [クリニック情報]

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前回、「雲の犬」を紹介したが、もう一冊素敵な本がある。
「今日もきっといいことがある」
これも、主人の患者さんの隅野由子ちゃんの素敵な作品集。彼女はダウン症という障害を抱えながらも、書道家として大活躍中。

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彼女に初めてあったのは、私の舞台を見にきてくれたとき。
ほわほわぽかぽか笑顔で優しいオーラいっぱい。
この本もそんな由子ちゃんらしい素直な素敵なことばがたくさん。

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私の好きな言葉
「どんな時もありがたいなあうれしいなあとずーっと思っていると言葉でな言えない大きなプレゼントが返ってくるよ」


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のびのびした字体や文章は、私をほんわかした気持ちにさせて癒してくれる。 挿絵も彼女が描いているのだけど本当に素敵。この本も待合いに置いているので是非皆さんにみてほしい。(雲の犬は、待合いで読んでいると涙が溢れて読むのが大変らしいので、貸し出しOKです。また受付に言ってくださいね。)

これも彼女に頂いた。
ほかにも、封筒やら便箋もある。

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こんなに素敵な本を紹介したあとで、私事。
先週、右の上あごの粘膜がべろっとはがれた。
こういう事は、よくあることなのだが、今回はなかなか治らない。週末は話すのも痛かった。
しかし、何よりも食欲にまかせてパクパク食べられないが辛い。お腹が空いているので、一気に口にほおばりたいのだが、それができず、少しずつ小分けにして食べるのが面倒だ。
いつもなら半夏瀉心湯で口内炎もましになるのだが、今回はそれを飲んだら、漢方の粉が上あごに貼り付き、半夏の苦さが強烈だった。

早く、思い存分食べたい.....。

Posted by さかざきひろみ at 12時46分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2010年06月30日(水)

20才♪ ♪

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今日6月30日

百合の20才のお誕生日。

娘の名前の百合の花。
名前の由来は、娘が生まれたその瞬間に
「私の百合ちゃんが生まれたっ。」ってひらめいたから。

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おめでとうって、一緒にお祝いしたいけど、娘は7/4のダンスイベントに向けて、毎日レッスンで帰宅が遅い。
私は、帰りに家の近くのお花屋さんで百合の花を購入した。


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帰宅したら、母からのお料理が届いていた。
いつものように、お赤飯とお鯛さん。
母の作るお赤飯は本当に美味しい。
百合の花を眺めながら、私は一人で晩ご飯。

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1才のお誕生日

一人で、昔のアルバム眺めていたら、なんだか少し切なくなってしまった。
なんか、私からどんどん離れていくような。

娘へのお祝い何にしよう。
ピアスあけたいって言ってたから、私があけてあげようか。
素敵なピアス探してくるね。

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元気に素直でここまで大きくなってくれた。
ほんとに嬉しい。
私はいつもあなたの幸せを願っている。

「ゆりちゃん、20才のお誕生日おめでとう。」

Posted by さかざきひろみ at 20時06分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 10 )

2010年06月27日(日)

子供は歩く禁煙マーク [診療]

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タバコが健康に悪いっていうことは、皆さんよくご存じだと思う。タバコの中には4000種類以上もの化学物質が含まれ、そのうちの200種類以上は発癌物質を含む有害物質である。
だけど、ご両親の喫煙がお子さんの健康に対して非常に悪影響があることを知っている方は少ないらしい。
このマークは、子どもの健やかな成長にとって周囲の禁煙が必要不可欠である、という意味が込められいる。

親がたばこを吸っていると、
1)乳児突然死症候群(SIDS)
2)肺炎、気管支炎になりやすく、入院のリスクも高い
3)気管支喘息
4)中耳炎
5)身長の伸びの低下
6)知能発達の低下
7)虫歯が増える
8)お子さんが大人になったときに癌になりやすい
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ご両親喫煙で10倍にもなる

また最近では、3次喫煙「Third-hand smoke」という概念が話題になっている。
たばこを吸ったあと、室内に煙が吸着して有害物質が残りその場が汚染される。
従って、お子さんがいない時に吸っても、家具や床、カーテンなど室内に残り、お子さんがはいはいしたり触ったりしてその有害物質を摂取してしまう。車の中でも同様だ。また室外で吸ってきても喫煙者の髪の毛や洋服に有害物質残り、それが周囲に放出され、お子さんの健康を害する。

室内環境のニコチン濃度は、室内で吸う家庭では同じ部屋で吸わない家庭の3−8倍、同じ部屋で吸わない家庭も、喫煙者がいない家庭の5−7倍だったという。

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これらの悪影響は、お父さんの喫煙より、お子さんと長く一緒にいるお母さんの喫煙の場合のほうが、より高い。
皆さんお子さんのことをとても大切にされている。
お子さんが少しでも有害物質を摂取しないようにするためには、完全禁煙が必要になる。
もちろん換気扇の下での喫煙は全く不可抗力だ。

本当は、喫煙しているお母さん皆さんにこのことを知って欲しい。だけど、毎日の忙しい外来の中で長い時間をかけて説明するのはなかなか難しい。

お子さんとの受診前に吸ってきたとわかるぐらいタバコの匂いのするお母さんもたくさんいる。
その場合、悲しいけれど赤ちゃんからもタバコの匂いがする。

育児しているお母さんはストレスがいっぱいあって、たばこがなかなかやめられないという気持ちもわかる。
たばこは特に女性にとって強い依存性物質で、中止の困難さはヘロインと同じらしい。それでも、妊娠中、授乳中は禁煙できていたお母さんは必ず禁煙できるはず。
たけど、妊娠中もたばこをやめることができなかったお母さんの場合は、とても難しいので禁煙外来の受診が必要になるかもしれない。

だけど、愛するお子さんのために、また御本人の健康のためにもぜひたばこのない家庭を作ってほしい。

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妊娠中のタバコの害

Posted by さかざきひろみ at 14時55分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 4 )

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