2010年07月19日(月)
小児漢方懇話会 in 横浜 [漢方薬]
18、19日の2日間、横浜での小児漢方懇話会に出席してきた。
今回は130人もの先生が参加し実に大盛況。
この懇話会はいつもとても楽しく勉強になる。
しかし、今年は前日に衝撃的なニュースが...。
この会の代表の広瀬滋之先生が17日にお亡くなりになられた。
実は数年前から病気をかかえて闘病されていたが、家族以外誰にもつげず、いつもどおりにアグレッシブに診療や講演をされていた。
私が初めてお会いしたのは2年前。
広瀬先生のお話しを聞くと、たくさんパワー(気)をもらう。
まるで広瀬先生自身こそがパワースポットのよう。
私は広瀬先生から頂いたお手紙の言葉「物の見方、考え方を幅広くして人間を丸ごととらえられるようになればとてもよい医師になれると思い、若い人にそれを強く望んでいます。」が今も強く心に残っている。
広瀬先生のことで、一気に会がしんみりそうであったが、先生はそんなこと望んでいない。きっとニコニコしながら会に一緒に参加されていたのではないかと思った。
だから2日間しっかり?勉強した。
今回はなにわ漢方風雲児ことどれみ先生の講演もあり、そのエネルギーと面白さに皆びっくりされていた。
さすが大阪人はすごいとなぜか私まで褒められてしまった。
講演もとっても勉強になるが、何よりもこの会のよいところは、漢方大好き小児科医がいっぱい集まって、
「こんな時何使ってる?」
「こんな症例に○○を使ったらすごい効いた。」
「この病気には、これがいいよ。」など、そんな会話がとても有意義で楽しい。
広瀬先生のことで、この会の存続が難しくなるらしい。
でも来年も、違う形になってもよいので是非この会を続けてほしい。
2次会のあとの記念写真
皆でピース
後ろの強烈な光は広瀬先生かも。
Posted by さかざきひろみ at 18時39分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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