2014年04月20日(日)
かゆいっ [クリニック情報]
先週から外来は忙しい。
急なお熱。
咳がひどくてぜーぜーいうお子さん。
嘔吐するお子さん。
集団生活にはいって、慣らし保育が終わったとたん、今日からママもお仕事復帰、そんな時に限ってお熱がでたりする。
それと、いったん下火になってたインフルエンザがまたちらほら。3月になってから、ほとんどB型だったのに、先日はA型が続いた。
ある幼稚園ではA型が流行しているとのこと。
気になったのは、皮膚を痒がるお子さん、湿疹が悪化したお子さんの多いこと。
掻きむしって、皮膚が赤くなり傷だらけになっている。
そういえば、私も水曜日、首のところが急に痒くなった。
掻きむしっては大変と、すぐに軟膏を塗りたくったのだが、暖まるとまだ少しかゆい。
花粉、PM2.5、黄砂情報を毎日チェックしているのが、PM2.5が水木ととても多かった。花粉皮膚炎もあるが、PM2.5もひとつの原因かもしれない。
そういえば、お子さんも皮膚が露出している顔、頸部、手首、足首をかゆがっていた。
掻きむしると、さらに痒みを誘発する因子がでてさらに痒くなる悪循環をおこす。
乾燥肌は要注意で、普段から保湿などのこまめなスキンケアが必要。
最近は、看護師スタッフが増えたので、スキンケアや軟膏の塗り方指導を時間をかけることができる。すると、再診のときに皮膚がゆで卵のようにつるつるになっているからびっくり。
Posted by さかざきひろみ at 16時26分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2014年04月19日(土)
83才
4月15日は父のお誕生日。
それで、今日みなでお祝い。
場所はあべのハルカスの野菜イタリアン。
父も83才。
2年前に心筋梗塞をおこしたけれど、今でもとても元気。
もとは泌尿器科医で今は引退したが、たまに外来もしている。
子どもの頃、医師である父が自慢だった。
意識はしなかったが、今になって思うと、私が医師になったのは父の影響が強い。
お料理は、さすが野菜イタリアンだけあってお野菜がとても美味。バーニャカウダ美味しすぎる。
もう一度食べたいのだけど、東京のお店だけあって、お料理がでてくるまでとても時間がかかるのが残念。
お肉料理やパスタは普通かな。トマトソースはいまいち。
しかしサービスは満点。店内が暗くなって、お店の人やお客さん全員で父のお誕生日のお祝いしてくれた。
母は、周りのお客さんに向かって「83才ですのよ。」としきりにアピールしていた。
皆でお祝いできてほんとによかった。
いつも忙しい百合も参加できて父も嬉しかったに違いない。
小さいころ、百合はいつも父のお膝にのっていた。
母は、もの凄く元気だ。
2人の口癖は、「百合がお医者さんになるまで元気でいたい」
それももうあと1年。
いつまでも元気であったほしい。
Posted by さかざきひろみ at 21時42分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2014年04月17日(木)
打撲にも漢方 [漢方薬]
その名も「治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)」
打撲を治す一方なんて、もの凄く効きそうなネーミング。
最近、鼻骨骨折でお目々とお鼻のまわりが、紫に腫れ上がったお子さんに投与したのだが、なんと3回飲んだだけで、すーっと腫れが引いたらしい。再診されたときは、ほんとに綺麗にもとのお顔にもどっていて、私もびっくり。
とても即効性がある。
そういえば、以前にも顔面打撲で顔が赤黒く腫れ上がったお子さんやママにも処方してよく効いた。
これを飲むと黒-い便がでて、そのあと腫れが引くとかいてある。
このお薬には桂皮・丁子・大黄・樸そく・川きゅう・川骨・甘草(カンゾウ) の7つの生薬が含まれている。
桂皮と丁字で熱や痛み緩和、
大黄と樸そくには熱や腫れをさます効果、
川キュウで血液循環を改善、
川骨は止血作用、
甘草には緩和作用があり、
これらが一緒に働くことでさらに効果がでる。
これは、なんと江戸時代に日本で作られた処方らしい。
打撲以外にも、捻挫、骨折、寝ちがえ、突き指なんかにも効くらしい。
味は美味しくなさそうなのだけど、打撲して腫れて痛いときは是非試してみたい。
そして、これは今日頂いた筍。
オークションで購入された最高級らしい。
とっても大きくって何と10本も・
湯がいたら何にしよう。
かか煮、木の芽和え、天ぷら、筍御飯。
どれも美味しい。
Posted by さかざきひろみ at 19時08分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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