2014年04月17日(木)
打撲にも漢方 [漢方薬]
その名も「治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)」
打撲を治す一方なんて、もの凄く効きそうなネーミング。
最近、鼻骨骨折でお目々とお鼻のまわりが、紫に腫れ上がったお子さんに投与したのだが、なんと3回飲んだだけで、すーっと腫れが引いたらしい。再診されたときは、ほんとに綺麗にもとのお顔にもどっていて、私もびっくり。
とても即効性がある。
そういえば、以前にも顔面打撲で顔が赤黒く腫れ上がったお子さんやママにも処方してよく効いた。
これを飲むと黒-い便がでて、そのあと腫れが引くとかいてある。
このお薬には桂皮・丁子・大黄・樸そく・川きゅう・川骨・甘草(カンゾウ) の7つの生薬が含まれている。
桂皮と丁字で熱や痛み緩和、
大黄と樸そくには熱や腫れをさます効果、
川キュウで血液循環を改善、
川骨は止血作用、
甘草には緩和作用があり、
これらが一緒に働くことでさらに効果がでる。
これは、なんと江戸時代に日本で作られた処方らしい。
打撲以外にも、捻挫、骨折、寝ちがえ、突き指なんかにも効くらしい。
味は美味しくなさそうなのだけど、打撲して腫れて痛いときは是非試してみたい。
そして、これは今日頂いた筍。
オークションで購入された最高級らしい。
とっても大きくって何と10本も・
湯がいたら何にしよう。
かか煮、木の芽和え、天ぷら、筍御飯。
どれも美味しい。
Posted by さかざきひろみ at 19時08分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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