2007年12月15日(土)
インフルエンザ発生 [診療]
本日、とうとう今年1例目のインフルエンザAが確認されました。
実は、2週間ぐらい前にも中央救急で検査してうすーく陽性?にでたというお子さんが来院されましたが、と−っても元気で本当にインフルエンザであったかどうか確信できませんでした。その後も、西区港区ではまだ大流行はありませんでした。
本日は、本当に検査して強陽性でした。去年は、1/27が1例目であったので、約1ヶ月早いです。冬休み前に大流行しないことを祈りつつ、しっかりうがい手洗いに心がけてくださいね。
それと、よくお母さんがたからよく、ここのクリニックでは、インフルエンザに罹った場合、タミフルを処方していただけますか?と聞かれます。
タミフル処方は、ケースバイケースですが、本日のお子さんは、お母さんともお話しをしてタミフルを処方しませんでした。
タミフルは、異常行動など精神神経症状との関連が否定できないので、昨年から10歳代のお子さんには原則として使用禁止になりました。他にリレンザという吸入薬もありますが、抗インフルエンザ薬は熱の期間を1、2日程度短くするとされていますが、B型では効きが悪く、脳症にはおそらく効かないのではないかと考えられています。
何度も言いますように、数年前までは、インフルエンザの迅速検査も、治療薬のタミフルもなかったのです。お子さんの症状と流行状況からインフルエンザと診断して、効く薬がないから、対症療法のみで、自分の免疫の力で治すしかなかったのです。
それでも、ほどんどのお子さんが元気になりました。
きっと体力も免疫力もある人にはタミフルは必要ないのかもしれませんね。インフルエンザに罹って重症化しやすい乳幼児や高齢者、基礎疾患のある人のためのお薬なのでしょうね
そして、昨年も言いましたように、タミフルを飲むかどうかは、「インフォームドコンセント」、色々な可能性をお話して、お母さん方と相談しながら、その子にとって一番よい治療法を決めて行きたいと考えています。
Posted by さかざきひろみ at 17時24分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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