2015年02月28日(土)
意外 [クリニック情報]
インフルエンザはすっかり下火。
1日に1人か2人。
流行の開始は早かったけど、終息も早いよう。
溶連菌感染症は流行しているが、それは通年のこと。
他にはRSが流行している保育園もある。
RSのような症状だが、陰性の場合はヒトメタニュウモウイルス。
毎年この時期から増えるので要注意。
意外なのは、マイコプラズマ感染症の流行。
いつも迅速キットで検査しても陽性になることが少ないのに、次々と陽性になる。
マイコプラズマは、頑固な咳が特徴的で本人は比較的元気。 お熱も夜にはでるが、朝に下がっていることが多いので、普通に登園しているお子さんもいる。
潜伏期は2-3週間と長く、咳はくしゃみなどの飛沫感染でうつる。
のどの迅速診断があるが、初期には陰性であったり感度が鈍く、検査だけでなく症状や経過で診断することも多い。
マイコプラズマにかかっても全員が肺炎になるわけでなく、上気道炎症状や軽い気管支炎ですむ場合もある。
治療は、マクロライド系の抗生物質が有効。
ただ、これがとってもまずいのが難点で、飲ませるのには工夫が必要。
最近は抗生物質の使い過ぎで、マクロライド耐性のマイコプラズマが増えていたが、今回のは比較的有効のよう。
なかなか解熱しない、くすりが内服できない、全身状態が悪くぐったりしているときは入院加療も必要となるけれど、たいていは外来治療で治る。
どれも咳がひどい。
もうすぐ卒業のお子さんも多く、あと少し元気に登園できますように。
Posted by さかざきひろみ at 19時21分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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