2023年07月01日(土)
熱いろいろ
今週も熱のお子さんたち。
@1歳の男児 熱が出てすぐに来院。
保育園も登園していないし、周りの家族も風邪をひいていない。本人は熱の割には元気で、機嫌もよい。
→3日後解熱して、発疹が出現→突発性発疹
A10歳女児 発熱して、すぐに耳鼻科受診 インフルエンザもコロナも陰性。
翌日も熱が持続し、当院受診しインフルエンザA陽性。
インフルエンザは熱がでてすぐだと陰性にでることが多い。
できれば12時間以上経過したほうがよい。
B7歳男児 前日から発熱し、嘔吐もあり受診。
のどの赤みがとても強く、溶連菌陽性。
溶連菌は、他の熱の病気と違ってのどの赤みがかなり強く特徴的。のどが痛いのが通常だが、嘔吐や頭痛で来院されることも多い。
C1歳男児 前日から発熱し、受診。
のどをみたら、水疱があり、ヘルパンギーナと診断。
D2歳女児、熱がでてすぐ受診。その時はとくに所見なく、解熱しないので、2日後に再受診。
目が赤く、目やにが出現。
のどをみたら、扁桃に白い苔がついている。
これは、アデノウイルス。
E1歳男児、熱がでてすぐに受診。このときは咳がほとんどなし。2日後熱がさがらず、咳がひどくなったため再診。
聴診すると、ぜいぜいあり。検査するとRSウイルス陽性。
F13歳の男子
前日から38℃で、今は解熱しているが、倦怠感あり。
新型コロナウイルス陽性。
小学校高学年から中高生の熱は新型コロナウイルスが怪しいことが多く、ちょっと増えてきているよう。
他にも高熱が4−5日続き、咳がひどくなるパラインフルエンザもまだ多い。
熱がでてすぐの場合は、これが何かすぐに診断するのは難しく、翌日まで経過がみれるかどうかの判断となる。また、熱がでてすぐにすべての検査をするわけにはいかない。
今検査できるのは、インフルエンザ、新型コロナウイルス、アデノウイルス、RSウイルス、ヒトメタニュウモウイルス、溶連菌感染症ぐらいか。他に、マイコプラズマもあるが、全く流行していない。
この中で、有効な薬があるのは、インフルエンザと溶連菌感染症、マイコプラズマのみ。
全部検査してくださいということになると、鼻に2本、のどに2本綿棒をつっこむことになる。
そして、アデノウイルスの検査キットが出荷制限とのこと。
いつもは頼んだら、すぐきたのに届くまで時間がかかる。
インフルエンザーコロナのキットもすぐにはこない。
今週アデノウイルスが多かったので、あちこち連絡してやっとキットが届いてほっとした。
熱の診察は、まだ続きそう。
Posted by さかざきひろみ at 17時05分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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