2021年12月04日(土)
ギリシャ文字の15番目
日本では、新型コロナの患者さんが減って、
クリニックにも疑わしいかたは全くこない。
ほっと一安心していたところにオミクロン株。
何か変な名前。
オミクロンでギリシャ文字のアルファベットの15番目。
これまで、ミュー(μ)株までの12種類の変異株が見つかっていた。今回は、ニュー(ν)とクサイ(ξ)をとばしてオミクロン(ο)ってなったそう。
となると次はパイ(π)株??
変異株は次々に出てくるから、24のギリシャ文字では足りなくなりそう。その時は、星座の名前をあてるらしい。
日本でも一生懸命に水際対策をされているが、きっともうたくさん入ってきているかも。
すでに、色々な国でみつかっている。
南アフリカで発生したかどうかもわからない。
今のところは、オミクロン株にかかっても軽症や無症状の方が多いとのこと。ただ、新型コロナ感染で重症化するまでに14日以上かかるので、まだわからない。今は比較的若い人たちの感染だから、軽い症状と言う意見もある。高齢者の方々の中で流行したら、どうなるかもまだわからない。
日本でも年末年始に人がいっぱい移動して、1月や2月に増えるのかもしれない。
パパと娘のところには、新型コロナワクチン3回目の接種券が11月下旬に届いた。さっそく娘は3回目接種。その後の発熱とか倦怠感は2回めと同じぐらいだったそう。でも、アセトアミノフェンを飲んだら普通に仕事もできたらしい。4月に2回目接種が終わった人は、11月下旬に接種券が届き、5月以降の方は、まだ未定とのこと。私も、2月になったら接種できるかな。
新型コロナには、ほんとにうんざりするけれど、いつか普通の風邪になるのかな。
まだまだずっと先なのか誰にもわからない。
心配していても仕方ないよね。
できることをしっかりして、毎日を楽しみたい。
孫っぴはキラキラに、興味津々。
寒い中でもはだしで外へ。
Posted by さかざきひろみ at 16時09分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2021年12月02日(木)
朝の1杯 [漢方薬]
あっという間に12月。
きっと、あっという間に年があけそう。
そして、朝寒い〜。
私の朝の1杯は、㊺桂枝湯+127麻黄附子細辛湯を熱いお湯にといて飲む。
さらに冷えているときは、附子末を追加。
ほんとにあっという間にあったまる。
麻黄附子細辛湯だけでもいいが、桂枝湯を加えたほうが美味しくなる。
附子末は、トリカブトを減毒したもので毒性はない。
主成分はアコニンサン。
生薬の中で一番身体を温める。さらに痛みにも有効。
附子が入っているエキス剤は6個
大防風湯はリウマチで身体がとても弱っている人向け。
牛車腎気丸と八味地黄丸は加齢で冷えている人向け。
麻黄附子細辛湯は、寒気の強いかぜ。
桂枝加朮附湯は関節が冷えて痛い人向け。
真武湯はお腹が冷えて下痢をする人向け。
私も下痢をして、渋り腹が強いときは真武湯を飲む。
2番目に身体を温める生薬は乾姜。
これは、生姜を干して蒸したもの。
生姜は胃腸機能改善作用がメインだが、乾姜は身体を温める作用が強い。
乾姜が入っているエキス剤は12個
他にも身体を温める生薬は、桂皮、人参、当帰、呉茱萸、五味子、細辛などなどたくさん。
西洋薬には身体を冷やす薬は多いが、温めるものはない。
身体を温める薬は漢方薬の独壇場。
Posted by さかざきひろみ at 16時16分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2021年11月30日(火)
外来では [クリニック情報]
ウイルス性胃腸炎がとても増えている。
昨年、新型コロナの影響で、あまり流行しなかった。
そうなると、免疫をもっている方が減っている。
RSウイルスのときもそうだった。
ほんとは、毎年この時期に大流行する。
これから増えていく可能性がある。
ウイルス性胃腸炎は、ホームケアが大切。
以前にブログにアップしたので、参考にしてみてね。
(ウイルス性胃腸炎のホームケア)
嘔吐したものや便にウイルスがたくさんいるので、家族が皆さんうつってしまうことが多い。
しっかり手洗いすることが大切。
ウイルス性胃腸炎にはアルコール消毒は無効。
塩素系の消毒が必要になる。
消毒液の作り方はこちらを参考にしてね。
これによると、嘔吐物とか便がついたものを消毒する場合は、水500mlに、ハイターをペットボトルのふた2杯分となる。
だけど、刺激が強いので塩素系の消毒剤をさわるときは必ず手袋を。以前ハイターで手を洗って手がひどいことになったママがいた。
手洗いは流水、できたら石鹸でしっかり洗うのがよい。
特に食事の前にしっかり洗ってね。
あと
よく保育園とかで便を調べてもらってくださいと言われるのだけど、調べることができるのは、ノロ、ロタ、アデノぐらい。
これらが陰性だったら安心で登園できるということでもない。他のウイルスもたくさんある。
結局、どのウイルスが原因でも治療方法に変わり無く、しっかり感染対策をしたほうがよい。
嘔吐、下痢がひどいときはもちろん、食欲がないときも園をお休みする必要がある。
また、症状が軽快して元気になっても、唾液や便にはウイルスが2-3週間排出される。しかし、2-3週間も園を休むことは非現実的。回復後も便のとりあつかいに注意。やはり手洗いはとっても大切。
これは、アマゾンでついポチしてしまった新作。
自宅に郵送したつもりだったけど、なぜかクリニックに到着。
配達場所を、また間違えてしまった。
Posted by さかざきひろみ at 18時31分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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