さかざKIDSブログ

2008年03月09日(日)

咽痛っ、ぶつぶつ、苺舌 [診療]

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 先週は、溶連菌感染症が、やっぱりブレイクして、本人だけでなく、ご両親まで一緒に罹っていたところもありました。それと、ロタウイルスもじわじわ増えつつあります。

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 溶連菌感染症は、溶連菌という細菌がのどに感染して、発症します。ほんとに、のどは真っ赤っかで、舌が苺ちゃんのようです。さらに発疹(粉をまぶしたような、小さな粒々した発疹)そろえば簡単に診断できます。熱はでることもあり、ないこともあります。他にも頭痛がひどかったり、腹痛、嘔吐、下痢を訴えることもあります。 

 しかし、咽の痛みなどなく、粒々した発疹だけのこともあり様々なケースがあるようです。
 小さな赤ちゃんがとびひで来院されて、皮膚から溶連菌がでて、そのお兄ちゃんは全く症状はなかったけれども検査したら咽頭から溶連菌がでたこともあります。

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 診断は、症状の他に咽を綿棒でこすって調べる迅速キットがあり5分でわかります。
 治療は抗生剤を10-14日間飲みます。すると1-2日で症状はよくなりますが、途中で抗生剤をやめてしまうと再発したり、腎炎をおこすこともあるので最後まできっちり飲むのが大切です。お子さんは全部抗生剤を飲みきって、1週間後ぐらいに症状がなくても尿検査をしています。
 溶連菌は、子供はうつりやすいので、ご兄弟は抗生剤の予防投与をしたほうがよいでしょう。
 普通大人はかかりにくいのですが、最近はママもパパも咽が痛くて一緒に感染していることが多いのでびっくりしています。中には、子供さんは元気なのにママが重症で点滴が必要になったケースもあります。
 登園基準については、文部省のガイドラインには、「抗生剤治療開始後24時間を経て、全身状態がよければ登校は可能である」、と記されています。
 

 さらに、溶連菌は何回でも罹ることがあります。何度も罹っているお子さんで、自分で溶連菌のような気がするといって来院されましたが、ほんとに陽性でした。きっと溶連菌の強烈な咽の痛みが、他の風邪のときと違うことがわかるのでしょうね。

Posted by さかざきひろみ at 16時30分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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