2021年02月27日(土)
タンパク質! [漢方薬]
今日は午後から橋本進一先生のWEB講演会。
「高齢者診療における漢方治療の有用性」
高齢者医療について
1.タンパク質を中心とした栄養治療の重要性
2.気血両虚から見た肉体的、精神的アプローチ
3.腎虚へのアプローチの重要性
私が高齢者を診ることはないけれど、とっても参考になった。
以下は、高齢者によくある不足栄養素。
偏食や炭水化物ばかり食べているお子さんや大人にもあてはまる。
@タンパク質
AビタミンB群
ナイアシン(睡眠・精神安定)
B12(舌炎 心窩部周辺の症状)
葉酸(メンタル不調、思考停滞、神経過敏)
BビタミンD(うつ 粘膜障害、免疫力低下 骨が弱くなる)
C鉄(元気がなくなる メンタル不調)
D亜鉛(皮膚症状 免疫力低下)
EMg(こむら返り 不整脈 元気がなくなる。
タンパク質の必要量は、
体重50kgで1日60g以上。
これはお肉300g+卵2-3個もいる。
(お肉100gでタンパク質15g 卵1個でタンパク質7g)
高齢者が、これだけ摂取するのはほんとに大変。
それで、橋本先生はプロテインの摂取をすすめてはった。
橋本先生は栄養療法と漢方薬で地域の高齢者の心も身体もとっても元気にされている。
実は以前、橋本先生と講演会でお会いした。
いつもメールやZOOMだったが、
リアル橋本先生との会話もめっちゃ楽しい。
栄養のこと漢方のことなど知識の泉のよう。
何でもいっぱい教えてくださる。
こんな時期なので、ゆっくりできなかったが短時間でも勉強になった。
お土産に近江牛まで、しかも食べ方の解説つき〜。
「くれぐれも沸騰させずに60-80度で30-60秒でうっすらピンク色が残るような状態でしゃぶしゃぶしてみてください。最高のレベルで食すことが出来ます。その温度で調理するとタンパク凝固が起きにくいので、トロトロの食感で食べることが出来ると思います」
なんて親切。
その通りにして食べると、メッチャ美味!
口のなかでお肉がとろけた。
しかもタンパク質たっぷり。
母もパパも絶賛。
ほんとにありがとうございます。
Posted by さかざきひろみ at 19時51分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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