2023年07月11日(火)
23番当帰芍薬散 [漢方製剤]
23番〜25番は女子の漢方薬。
㉓当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、㉔加味逍遙散(かみしょうようさん)、㉕桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)。
女性のためのベスト3。
私は、これに61桃核承気湯(とうかくじょうきとう)、106温経湯(うんけいとう)を加えて、その5つから選ぶことが多い。
女子は、未病を防ぐために、ホルモンバランスを整えるため、更年期予防とか、美のために、自分にあった漢方薬を飲むといいように思う。
当帰+芍薬+川芎+地黄というのが71番四物湯で血のめぐりをよくする薬。血虚の基本方剤ともいえる。
(血虚の症状は、貧血、髪の毛がぬける。皮膚がカサカサなど)
そのうちの3つが含まれる。
またP五苓散のうちの3つが含まれるため、水のバランスを整える、むくみを改善する作用がある。
当帰芍薬散は、血の巡りをよくして、冷え症を改善して、むくみを改善する薬。
イメージとして色白で、冷え症。ちょっと顔がむくみっぽいやせ型の女性。
舌は、むくんでいて胖大舌で、舌の周りには歯の痕がついている歯痕舌。これも特徴的かな。
ちなみに、当帰や川芎は、セリ科の植物でセロリのような香りがすると言われているけど、私はそんなに感じないなあ。
だけど、セロリが苦手な人は飲みにくいらしい。
また、当帰芍薬散や温経湯は不妊治療にもよく処方される。
ここでちょっと血虚(けっきょ)の説明。
栄養素である「血」が不足している状態。
症状は、貧血、めまい、肌がカサカサ、 月経不順、抜け毛、
爪が割れやすい、こむらがえり、集中力低下など。
これは、寺澤先生の血虚スコア。合計30点以上が血虚ありとなる。
血虚を改善する処方は、当帰芍薬散以外にもたくさん。
Posted by さかざきひろみ at 19時12分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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