2011年02月05日(土)
しもやけと冷え症 [漢方薬]
寒くなると、しもやけのお子さんも多い。
別名「凍瘡」。
寒さで手足が冷え、血行が悪くなって炎症がおきてしもやけになる。
手足の指がとっても冷たく、赤くなって腫れていたり、水疱になったりしている。
そこがびらんになって深い傷になっているお子さんもいる。
ヒルドイドソフトでマッサージして、ひどい傷のところは副腎皮質ステロイド剤の軟膏を処方している。
もちろん、暖かい格好をする、冷たいものを飲まない、体を冷やす食べ物を食べないなどの養生も必要。
しかし、それでも中々よくならない。
ちょっとましでも、すぐにまたひどくなる。

そんなとき、良く効くのが
38番「当帰四逆加呉茱茰生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」
良く効くのだけど、残念ながらとってもまずい。
しかし、結構お子さんが飲んでくれるのでびっくりした。
1-2才の小さいお子さんも普通に飲んでいた。
ちょっと大きいお子さんはオブラートに包んで飲んでくれた。まずいけど、しもやけが痛いのよりましと言って飲んでくれるお子さんもいた。
これは、冷え症のひどいお母さん達にも好評。

漢方薬には、他にも冷え症のお薬がたくさん。
23番当帰芍薬散、30番真武湯、106番温経湯、127番麻黄附子細辛湯などなど、他にも体を温めるお薬がたくさんある。
以前、夏の学会でクーラーで足が冷えるよねと隣の女医さんと話していたら、彼女は「38番より、私は118番苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)がいいの。すぐ効くよ。」と言って、講演が始まる前に内服されていた。
これは、腰から下が水風呂に入っているように冷える人のお薬。
試しに飲んでみたら、38番に比べてとっても美味しい。
お湯に溶かして飲むとしょうが湯のようだ。(ちなみに38番も118番もしょうがが入っている)
水風呂に入るほどは冷えないけど、膝から下が冷えて、むくみやすいので、これが今のお気に入り。
最近の診察の合間のドリンクは118+バンランコン。

そして、私は生姜が大好きだ。
この生姜入りチューブが自宅にもクリニックにもあり、何でも入れてしまう。
紅茶、お味噌汁、おうどん、カレー、上記のドリンク等々。
最近ではそんな人を「ジンジャラー」と言うらしい。
Posted by さかざきひろみ at 19時37分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
はい、今でもシモヤケは多いですよ。
寒くなってから悪化して、手先がとっても冷たいのならシモヤケの可能性もあるかもしれないですね。またついでの時に手を触らせて下さい。
ただの生姜好きなだけなのに、ジンジャラーっていうとちょっとお洒落な感じがしますよね。
しもやけって昔のものだと思っていましたが今でもあるのですね。
私の症状は一見それと同じですが・・・やっぱり違うのでしょうね。
手を洗うたびにヒルドイド、夜はマイザーやダイアコートを使って
手袋をしても治まらないのでもう諦めています。
漢方薬、ついでの時にお話を聞かせてください。
ジンジャラー、初めて聞きました。
いいネーミングですね☆