2011年03月05日(土)
ヒブ、小児肺炎球菌ワクチンの一時接種見合わせ
ヒブ、小児肺炎球菌ワクチンの接種後に死亡する事例が4件続いたということで、厚労省はワクチンとの因果関係の結論が出るまでの間接種を見合わせるよう通達を出しました。
これは、私にとって、とても衝撃的なニュースでした。
ほとんどの小児科医にとって同じような思いだったのではないでしょうか。
朝、診療をしていても何度もこのことが頭に浮かびました。
やはり同じ時期に4人というのは、見過ごすことはできない人数で、因果関係が不明ですが、しばらく接種を見送るのはやむを得ないかと思います。亡くなられたお子さんと御家族のことを思うと本当に胸が痛みます。心からご冥福をお祈りいたします。
ただ、ヒブや肺炎球菌で命を落としたり重い後遺症を残すお子さんがたくさんいらっしゃるのも事実です。
この2つのワクチンは細菌性髄膜炎を非常に高い確率で予防し、これから多くのお子さんの命を救ってくれるはずでした。
何よりも、せっかく日本のワクチンが世界標準に追いつく方向で進んでいたのに、それが今回の件をきっかけに後退してしまわないようにと切に思います。
また、厚労省は、8日に専門家を集めた検討会を開き、接種の再開を判断するということです。3/7-11の間にすでにご予約をされている方に関しましては、順にご連絡をしておりますが、お電話がつながらない方もおられます。努力はしておりますが、ご連絡がとれない場合は誠に申し訳ございませんがご理解のほど宜しくお願いいたします。
それ以降にご予約されている方に関しましては、厚労省の判断を待ってご連絡させていただきます。
今回の件について、とてもわかりやすくまとめた文章をみつけました。
是非ご参考にしてください。
Posted by さかざきひろみ at 20時56分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 5 )
トラックバック
トラックバックURL
http://www.sakazakidsblog.com/tb.php?ID=578
コメント
昨日の厚労省の会議でさらに2週間接種見合わせが続くことになりました。
本当に残念に思います。
衝撃のニュースでした。え?なんで?
大阪市でも無料化になり、”今度うつねん〜”という人の声も聞いていたのでビックリでした。
日本での接種もかなり慎重に時間をかけてきたのになぜ??
ですね。
ただでさえ遅れている日本のワクチン、これから先どうなるんやろう?と不安になりました。
ヒブ、肺炎球菌の注射を打っていればわが子は助かった・・というニュースを以前見ただけに・・早く原因解明してほしいです。
予防接種はお子さんの健康にとって、とても大切です。今回の件で、接種できないことを残念に思うお母さん達も多いのですが、やはりワクチンは怖いというイメージをもってしまう保護者の方もたくさんおられます。今後も皆さんと向き合って、ワクチンの大切さを説明しながら、少しでも多くのお子さんがワクチンで防げる病気に罹らないよう、努力していきたいと思います。
私も驚きました。
4人も亡くなったなんて・・・ご冥福お祈りいたします。
ただ、せっかく髄膜炎を予防できる注射が打てるようになり始めたばかりで、このまま接種しないお子さんが増えてしまうと残念です。
ワクチンで防げる病気。
一人でも悲しい思いをすることがないように
早く因果関係、原因を究明していただけることを願います。
こんにちは☆
2つ前のブログに書き込んだあと、私も色々調べてみました。
同時接種に全く問題ないことも理解しました。
(欧米では6〜8本まとめて太ももに接種と聞いてびっくりしましたが;)
今回「連続で死亡した」ということが大きく取り上げられすぎて、
因果関係等が調査中にも関わらず
すでに周囲のママ達(とさらにその親)も「予防接種って危ないんや!」と大騒ぎになっています。素人の噂や思い込みこそ、危険なのですが・・・
早く原因究明され、一般人へのわかりやすい説明がありますように・・・
早く安全性が確認され、少しでも多くの子供達の命を救えるようになりますように・・・