2009年05月24日(日)
ますく、マスク、mask [診療]
電車に乗ったら、皆マスク。
駅員さんもマスク。ブティックの店員さんもマスク。
地方から、関西にくる人は、大阪についたとたんマスクをつけるらしい。
そして、マスクがない。
さらにマスクが、とっても値上がりしてた。
確かに咳、くしゃみがある人がマスクをすることは、飛沫が飛びにくくなり効果が大きい。
でも、今の状況は、マスクをしていたら感染しないという間違った考えからおこっている。
マスクをしていても空中にウイルスが漂っているような状態だと感染は防げない。保湿効果、口や鼻を触らないという効果はあるので、しないよりしたほうがよいが、マスクをしてるので、安心して人混みに行っても大丈夫というのは大間違いなのだ。
お熱、咳などの症状がある人こそ、マスクをすれば、他の人にうつす確率が減るので、是非するべきなのだが、今のような状態だと、本当にマスクをしたほうがよい人にマスクが行き渡らない可能性がある。
医療機関では、スタッフ全員最低限サージカルマスク着用なので、私もずっとマスクをつけて診察している。
確かに口の周りが乾燥しにくい。
多少、ずれていくのが気になるが、そんなに話しにくくもない。
先生と一緒といって、マスクをしてくれるお子さんもいる。
マスクマンもなかなか板についてきた。
Posted by さかざきひろみ at 08時29分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
2009年05月19日(火)
月曜からの外来は.. [クリニック情報]
先週と同じで相変わらずお熱の方が多い。毎年、この時期は患者さんがとても多い。
ただ先週と違うのは皆さんインフルを心配されている。
当然のことだ。
現在、発熱相談センターでは、新型インフルの方と接触歴のある人、海外渡航のある方のお熱は、発熱外来にいくよう指導され、それ以外は一般診療所でということになっている。
うちも電話で問い合わせがあった場合、上記+患者さんがたくさん発生している地域に関係があるかなどを聞いた上、関係ないお熱の場合はマスクをして受診して下さいと言っている。
実際、高熱でもアデノウイルス、扁桃腺炎、突発疹疑いなどでインフル+の方はだれもいない。
しかし、検査結果がでるまで、かなり緊張する。
今の時点でうちでインフルがでたら、しばらくクリニックを閉鎖しないといけない。
インフルキットもあと30ちょっとで、卸さんにも全く在庫がないので、お熱の方全員に検査はできず、高熱で他に所見がない方や、父親が神戸方面の仕事で風邪気味だったなど、少し疑わしい所見がある場合に限っている。
しかし、この調子だとキットも今週中になくなってしまうだろう。
もし、来週から規制がゆるみ、一般のクリニックでも診察してよいということになっても、キットがなければAと確定できない。
マスクも全く手に入らないらしい。
今日、ドラッグストアで、マスク購入のために行列ができてるのを見てびっくりしてしまった。
クリニックにマスクがないと大変なことになると、先々週にマスクを購入しておいて本当によかった。スタッフ皆が、最低でも午前と午後でマスクを変えて使用するので非常にたくさん必要だ。
しばらくは何とかなる。
自己防衛というより、万一感染していても患者さんにうつさないようにするのも非常に大切だと考えて、今日私は、医師になって初めて、ずっとマスクをつけて外来診察した。
案外、口のまわりが乾燥せず、話もしやすかった。
ただ、私は鼻が低いからか、マスクがどんどんずれていくのがとっても気になった。
それと、お子さんがマスクの私を怖がらないように、マスクを可愛くしようと色々デコってみたが、どうみても真剣さにかけ、ちょっとアホにも見えたのでやめた。
Posted by さかざきひろみ at 19時25分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 14 )
2009年05月17日(日)
とうとう... [診療]
ついに国内発生の新型インフルエンザ。
しかも海外渡航歴もない。これは来るべきものが来たという感じか。
海外渡航歴がなければ、詳しい新型の検査することもないので、簡易検査でA型+であっても季節性インフルとされる。高校生を診察した神戸の診療所の先生が、念のためと神戸環境保健研究所に検体を送ったことで、国内初感染を発見するきっかけとなった。この先生の「念のため」がなければ、この高校生はそのまま回復して新型であったことが見過ごされていただろう。茨木の高校生も同様だ。
海外渡航歴がないから、季節性インフルとされている患者さんは、全国に、もっとたくさんいるはずだ。
なぜ高校生の間で、こんなに広がるのか?学校はやはり、集団で長時間一緒に行動するので感染が広がりやすい。たぶん、少々の熱や咳があっても登校するしクラブ活動もするだろう。
それと、偏見かもしれないが、若い子は、あまりマスクをしないような気がする。電車の中でも、マスクをしているのは年配の方が多い。
私は、小児科なのであまり高校生を診察する機会は少ないが、以前西九条の休日診で、インフルBと診断された18才の高校生は、マスクもせずに咳もしほうだいだった。咳もかなりひどかったが、咳をしても口を手で隠すこともしなかった。しかしその子の母親はマスクをしていた。
本当は先週の外来でアデノウイルス感染症がとても増えたので、そのことをブログで書くつもりだったのが、新型インフル騒ぎだ。
うちの外来は、ほとんどが発熱疾患だ。
アデノウイルス、溶連菌、ロタウイルス、突発疹、ほんとにたくさんの熱。
先週、高熱と悪寒でインフルエンザかもと思った女の子がいたが、咽をみてちょっとほっとした。
のどが真っ赤っかだったのだ。
案の定、溶連菌++だった。
アデノも高熱だが、扁桃に白苔がついている事が多い。
しかし、明日からは高熱がでたら、インフルを心配して来院される方も多いだろう。
先週はじめ、インフルキットを追加購入したが、その時すでに品薄を聞いた。
これで、発熱のある人皆を検査したらキットもすぐに底をついてしまうだろう。
主人の病院は兵庫県の指定病院なので、さらに大変だ。
土曜日に、主人が夕食の準備をしてくれて(我が家では、土日は主人が晩ご飯当番)、
さあ皆で食べようとしたとたん、病院から呼び出しだ。
新型インフル緊急対策会議とのこと。
「食べてからいったら?」
「いや、すぐ行く。」
今日も、仕事+会議だ。
まだまだインフル騒動は続く。
とにかくあわてない事が大切だ。
このウイルスは弱毒性だ。タミフルやリレンザも効く。
感染力も重症度も空気感染する麻疹より、ずっと弱い。
しかし、残念なことに、まだワクチンがない。
うつらないように、規則正しい生活で健康状態を整え、外出の際にはマスクをして、手洗いをしっかりする。
当然のことだが、インフルに限らず、お熱や咳のある人はマスクをして、他の人にうつさないように心がける。
そして、元気なら、せめて予防できる病気に関しては早くワクチンを接種しておくのも大切かもしれない。
Posted by さかざきひろみ at 14時52分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 8 )
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