けいしとう。
基本的には、体力のない虚弱な人の風邪の初期に使う。
寒気がするけれど、すでに汗をかいているような場合。
自律神経が弱いタイプ。
ただ、これを単独で処方することはあまりない。

実は、これは、あらゆる処方のおおもと
桂枝湯を基礎の考えらえれた処方は100以上もある。

桂枝湯+麻黄+葛根→�@葛根湯
桂枝湯の芍薬を1.5倍に→60桂枝加芍薬湯（腹痛）
桂枝加芍薬湯に膠飴→99小建中湯（胃腸虚弱）
桂枝湯+、白朮、附子→�Q桂枝加朮附湯（痛み）
桂枝湯＋小柴胡湯→�I柴胡桂枝湯（こじれたかぜ、メンタル）
桂枝湯＋竜骨、牡蛎→㉖桂枝加竜骨牡蛎湯（メンタル）
桂枝湯＋当帰、木通、呉茱萸、細辛→㊳当帰四逆加呉茱萸生姜湯（冷え、しもやけ）

陰陽のバランスを整える生薬構成になっているため、
自汗、全身のかゆみ、しびれ、感覚障害にも適用されることがあるそう。

私自身はとても寒いときに、㊺桂枝湯と127麻黄附子細辛湯を足して飲むことが多い。
これは、桂姜棗草黄辛附湯（けいきょうそうそうおうしんぶとう）という処方になる。
身体がぽかぽか暖まる。

今日は、名古屋。
まごっぴのダンスの発表会。
昨年11月から習い始めた。

場所は、名古屋のモビリティゲート吹上。
名古屋駅から地下鉄で13分。

そして、今日は爺のお誕生日。
可愛いプレゼント。

1曲目は「モンスター」
舞台袖で、どきどき緊張。
だけど、音が流れると頑張ってたね。

2曲目「ダンスホール」

ターンも上手

待ち時間には、ビンゴ大会やじゃんけん大会。
ビンゴ大会では最前列で真剣に取り組んでいた。

小さな縁日もあり、とても楽しそう。

本番はほんの少しなので、来なくてよいと言われてたのだけど、行ってよかった。

また、次も爺と婆はかけつけるね。

今日は、やっと暖かい。
春の陽気。
外来でも、発熱の患者さんは減ってきた。
いっぽう、スギ花粉のせいで、目がかゆい、くしゃみがでる、鼻水がとまらない、湿疹が悪化という方が増えてきた。
すでにスギの舌下免疫をしている方は、症状はとても軽い。
症状がひどい方は、今年こそは舌下免疫療法をはじめたいけど、最初につかう薬剤が品薄で、なかなか今年も厳しそう。

あとRSウイルスが増加傾向なのが、少し心配。

さらに、マスコミでは麻疹の話題が。
3月になって国内で、8例が報告されている。
1例はワクチン接種不明、あと1例は1回接種。
それ以外の6例はワクチン接種をしていないらしい。
しかも、発症してからもアルバイトなど外出されている。

ワクチン接種できない1歳未満のお子さんたちを守るために、周りが2回接種しておくことがとても大切。

生年月日とワクチン接種歴は以下のとおり。

この中で、1990年4/2−2000年4/1生まれは、特例措置で2回目が高校3年や中学1年生だったので、接種率が低く、2回目を接種していない可能性が高い。

とにかく大切なのは、MRワクチンを2回接種しているかどうか。
ただ、今MRワクチンが限定出荷されている。
1回目接種の方を最優先しているので、大人の方には接種してあげることができない。
世間で騒いてからあわてて接種するのではなく、余裕があるときに接種してたらよかったのに、とつい思ってしまう。