2026年01月29日(木)

冬本番

先週からお熱がでるお子さんが増えた。

インフルエンザBがかなり増えている。
近隣の小学校で学級閉鎖、学年閉鎖。
ただ、保育園や幼稚園ではそれほどまだ流行っていない。

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大阪市の感染症情報でもインフルエンザが増えているが、これは先週のデータ。
きっと、来週にはグラフがかなり上向きになっているはず。

しかし熱がすべてインフルエンザというわけではない。
溶連菌感染症とウイルス性胃腸炎も増えている。

咽頭痛と熱
 のどが真っ赤。または身体に細かい発疹あり→溶連菌感染

嘔吐してその後熱→ウイルス性胃腸炎

熱と咳がひどい、ぜいぜいあり→RSウイルス感染症
 RSのお子さんの咳は乾いた咳でなく、最初から痰の絡んだ湿った咳。聴診器をあてると喘鳴も聞こえる
また生後3カ月未満の赤ちゃんは熱がでず、喘鳴と呼吸困難になりやすく入院することが多い。

熱と咳鼻水、比較的元気あり、各種ウイルス検査陰性
 →冬に多い風邪のウイルス

高熱だけど比較的元気な1歳〜2歳ぐらいのお子さん、周囲に風邪をひいている人はいない→3日後解熱して発疹がでて突発性発疹。

とっても寒い日が続く。
感染症は冬本番。
みゃくみゃくも冬仕様。

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Posted by さかざきひろみ at 19時11分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2026年01月27日(火)

91番 竹筎温胆湯 [漢方製剤]

ちくじょうんたんとう。

基本的には、インフルエンザやかぜが長引いて、咳がつづいて、夜眠れないときに処方する薬。

肝を温めるので、不眠や不安、神経過敏にも使える。
風邪にも精神症状にも有効な漢方ならではの薬。

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竹筎(ちくじょ)は、咳止めで抗炎症作用もある。
柴胡と黄連も抗炎症作用。
咳に対する生薬もたくさん含まれる。

温胆湯の語源は「胆を温める」。
温胆湯は、精神症状や消化器症状を改善して、胆を強めて胆力(決断力)をつける。
「胆(キモ)が据わる」という言葉があるくらい、胆は決断力に関連するところである。

胆の機能が低下する(きもを冷やす)と物事にビクビクして、不安を感じるようになる。
日常生活の中で一番決断力を有するのは、就寝する時という。
よって、胆の機能低下は不眠につながる。

いい薬だけど、とっても苦いのが難点。

Posted by さかざきひろみ at 01時41分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2026年01月25日(日)

成育医療研修会 [講演]

昨日は大阪小児科医会の第21回成育医療研修会での講演会。

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講演1はこうむら女性クリニックの甲村弘子先生。
思春期女子の様々な月経トラブルについて有名な先生。
ご著書に「やせ組女子の美人体質になる方法」という素敵な本がある。
今回は「思春期のプレコンセプションケア」
プレコンセプションケアとは、
思春期から若年カップルに対して情報を提供して将来の妊娠のためのヘルスケアを行うこと。
実は私はこの言葉をしらなかった。
たしかに、思春期の女の子たちはいろんな月経トラブルをかかえている。
またやせすぎたり、太りすぎたり。
これらは今だけの問題に見えるけれど、将来の妊娠しやすさや、妊娠中の健康にも影響する可能性がある。
やせすぎ → ホルモンバランスが乱れ、排卵がうまくいかないことがある
太りすぎ → 将来、妊娠糖尿病や高血圧のリスクが上がる
月経トラブル → 早めに気づくことで病気の予防につながる
こうした理由から、思春期のうちに体の変化を知り、必要なケアをしておくことがとても大切。

ほんとにたくさん勉強させて頂いた。
ありがとうございます。

私は講演2でお話させていただいた。

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思春期の子どもたちに多いお腹の痛みや頭痛、気持ちのゆらぎ、起立性調節障害、月経の悩みについて、漢方がどんなふうに寄り添えるのかをお話しした。
1時間ちょっと、夢中になって語っていた。

思春期は、体も心も大きく揺れ動く時期。
その子の体質やバランスを整える漢方の考え方は、そんな時期の不調にそっと手を差し伸べてくれる。
その良さを少しでも伝えたくて、つい熱がこもってしまった。
また、私のホームでもあり、知っている先生が多いからか、他府県での講演会よりも緊張してしまった。

講演が終わって家に帰ると、空気の抜けた風船みたいになってしまった。
さらに、ものすごく甘いものが食べたくなった。
今日の講演で、多くの先生方が漢方に興味を持つきっかけになってくれたら嬉しい。

Posted by さかざきひろみ at 19時24分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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