2014年03月02日(日)
SOS
娘は、めったに私を頼らない。
小さいときから、彼女が病気になっても、そばにいることができなかったので、そんなもんやとあきらめているのか?
仕事があるので、頼ってはいけないと思っているのか?
金曜日そんな娘から珍しくSOSが。
2−3日まえから体調不良が続いてよくならないと連絡があった。どんなにしんどくても実習は絶対に休めないので、何とか治したいと。
私は診療があるので、とりあえず飲むべき漢方薬を指示した。
お昼に電話してみたら、「漢方のんで発奮したらすっきりして治った。」
「発奮??」どうも発汗のことらしい。夜診察終了後、マンションへ行こうかと言ったが、彼女いわく「いいわ。」
翌朝、連絡してみたら、今度は下痢がとまらない。
朝からすでに10回以上でトイレから出られない。
土曜は診療で、その後は講演会で座長になっているので娘のところには行けない。またまた別の漢方の内服と、OS1を少しずつでも飲むように指示した。
夜に電話してみたら、またまたもう治ったから、来んでいいと。
だけど、体調崩してから、しばらくなにも食べてないらしく
さすがの私も、今日は娘のところに行った。
いつものごとく玄関には靴が散乱。ブーツも4−5足あったので、ほんとに私の靴がおけない。
まずはそれを下駄箱に片付けることから始まった。
肝心の娘は、少しましになったと言うものの、げっそりしていて、それでもテスト前なので、一生懸命勉強していた。お部屋の中もひどいことになっているかと思っていたが、ちゃんと足の踏み場はあったのと、ゴキブリ出現が怖いらしく台所だけはきちんとしていた。
お昼におうどんを作ってあげると、少し食べてくれた。
冷凍庫をみると、最近は食欲がなくて2週間前に持ってかえったおかずがまだたくさん残っていた。近くのスーパーにお買い物に行って、おでんを作っておいた。その間は、お部屋のお掃除。私も久しぶりに掃除機なるものを使った。吸引力が弱いとおもったら、紙パックがパンパン。
何でも紙パックを一度も交換したことがないらしい(☉∀☉) 。
それでも、できあがったおでんを少したべて「美味しい」と言ってくれたとき嬉しかったなあ。
いつも一人で頑張ってて、何だかちょっと可哀想になってしまった。だけど強く生きていかないといけない。私も学生のころは一生懸命だったのを思い出した。私の場合はいつも母に助けてもらっていた。
ぼーっとしているように見えて、娘は私よりずっと芯が強いのかもしれない。
(私としたことが、娘が残したおうどんを食べてしまった。手袋なしでトイレ掃除もしたし、うつらへんかったらいいんやけど。)
Posted by さかざきひろみ at 17時39分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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