2010年02月07日(日)
小児肺炎球菌ワクチン [診療]
小児肺炎球菌ワクチン(プレベナー)の発売日が2月24日に決まった。
実際にいつから当院で接種できるかは、まだわからないし価格も未定だ。しかし、メーカーの人の話によるとヒブワクチンより高いらしい。
ただヒブワクチンのように足りなくなることはないらしい。
このワクチンは肺炎球菌による中耳炎、肺炎、敗血症、細菌性髄膜炎の予防になる。
(肺炎球菌感染症についてくわしくはこちら)
小児の細菌性髄膜炎の60%がヒブ菌によるもの、20%が肺炎球菌によるものと言われている。ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンを全員が接種すれば、細菌性髄膜炎の多くが予防できるはずである。
接種スケジュールは、
生後2ヶ月から4週間の間隔をあけて3回接種、その後1歳を過ぎたら1回追加接種
生後7ヶ月以降に接種を始める場合は、最初の3回が2回に。
1歳以降に接種を始める場合は、60日間以上の間隔で2回接種
2歳以上9歳以下は1回接種のみ。
とにかく肺炎球菌は抗生剤が効かない耐性菌が多く、ヒブ髄膜炎に比べて、死亡と後遺症の比率が少し高くなる。
肺炎を起こした場合も、ウイルス性肺炎と違って、大変重症になり、中耳炎の場合でも、耐性菌が多いので、治りにくい。
小児肺炎球菌ワクチンは、ヒブワクチンともに是非とも小さなお子さん皆さんに接種してほしいワクチンだ。
ただ、価格が高すぎるのが難点だ。
ぜひとも早いうちに、皆さんが接種できるように定期接種になることを切望している。
おそらく3月初めには接種開始できるはずですが、予約開始になれば、また価格が分かりしだい、またHPにてお知らせします。
当院では1回8000円で、2/24から開始しています。
ご希望の方はクリニックのほうまでご連絡下さい。
Posted by さかざきひろみ at 17時09分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
トラックバック
トラックバックURL
http://www.sakazakidsblog.com/tb.php?ID=432
コメント
肺炎球菌ワクチンは、小さいお子さん皆さんに接種してほしい優れたワクチンです。ただ値段が高いのが本当に残念です。
当然、1回だけでよいのなら2歳まで待つという意見もでてきますが、小さいお子さんほど重症になりやすいので、できれば早く接種されたほうがよいのではないかと考えますが、なかなか難しいですよね。
うちは5月で2歳になるので、それから予約しようと思います。
(2歳以降は1回なのでお財布に優しい・・・)
いつも早めの情報をありがとうございます。
小児肺炎球菌ワクチン(プレベナー)は2/24から接種できます。電話予約でもOKです。
あゆちゃんは1歳なので、60日間隔で2回接種が必要で、是非接種したほうがよいワクチンです。
副作用は、DPTやヒブなどとほとんど変わりません。
ただ価格が1回8000円で非常に高価なのが残念ですが、きっと、この値段は他の病院よりも安いのではないかと思います。
次回来院のときは、是非入院時のデータを見せてください。
こんばんわ☆
いつも入院時に耐性球菌が発見されるのですが、
今回は出てきませんでしたー!
抗生剤がよく効き、早く治りましたよ(笑)。
なので、この注射はすごく気になっていました。
早く詳細が欲しいです☆
今日採血の残りの結果を聞きに行ってきました。
2週間後に再検査になりました。
便利な世の中で、PCで調べれば調べるだけ不安になります(苦笑)。
また月末喘息のお薬を処方していただかないといけないので、
その時に今回のデータを持って行っても良いでしょうか??
