2012年12月15日(土)
案外 [漢方薬]
今週は月曜日から、いきなり溶連菌感染症の連続。
今週は一番が溶連菌感染症。
すこし下火になっていたウイルス性胃腸炎がまた増えてきた。
そして、急にアデノウイルス感染症が増加。
インフルエンザは0。
溶連菌感染症は、抗生剤内服で治る。
ウイルス性胃腸炎も、嘔吐ははじめの1日だけで、あとは下痢さえひどくならなければ2−3日で軽快。
ただ、アデノウイルスは高熱が4−5日続く。
比較的元気なお子さんが多いが、熱が続くとわかっていてもお母さんも心配になる。
もちろん抗生剤は無効で、対症療法のみ。
元気な時は、そのままなにも処方しないことも多いが、小柴胡湯桔梗石膏や桂枝湯+越婢加朮湯などの漢方薬を処方する場合もある。
実はまずいので、飲めないかもと思い、今まであんまり処方していなかった。
しかし、漢方薬は個人の免疫力を高め、回復も早くなる。
それで、無理しなくてもいいから、もし飲めるようなら効くので飲んでみてねといって処方したら、
意外や意外。
案外、飲めるお子さんが多い。
マルツエキスに混ぜてね、ココアやアイス、練乳でも何でもいいから混ぜてみてねと説明するのだけど、後で聞くとそのまま平気で飲めるお子さんが多いのでびっくりした。
マルツエキスに混ぜたらいやがったので、そのまま飲ませたら普通に飲みました。という声も多くちょっとびっくり。
そういえば、森蘭子先生に「小青竜湯は何に混ぜたらお子さんが一番飲みやすいのでしょうか?」とお聞きしたときに
「うーん。結局飲める子は飲めるのよ。」
ほんと、その通り。
最近それを実感する。
小青竜湯は、漢方好きの私が飲んでもちょっとまずい。
良く効くので飲むのだけど、小さいお子さんまで「これ、まずいけど効くわ。」といって、そのまま飲んでくれた。
何だか嬉しい。
そういえば、甘いシロップのお薬は嫌がるけど、漢方薬なら飲めますという赤ちゃんもいたなあ。
今日は、佐守小児科の佐守先生の漢方セミナーに行ってきた。佐守先生は山田光胤先生の所できちんと日本漢方を学ばれているので、お話に説得力があり、とても勉強になった。
一つ心に残った話。
佐守先生は、いつも診察室の机の引き出しに葛根湯と生姜湯をしのばせていて、
患者さんのお母さんが「何だか風邪っぽくて、私もしんどいのです。」との訴えがあったらすぐに、この二つをだして
「お母ちゃん、これ混ぜて、熱くして飲み。それにお酒飲めるんやったら、ここに日本酒をちょっといれて飲んだら明日には治ってるで。」
めっちゃ効くらしい。
Posted by さかざきひろみ at 20時28分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://www.sakazakidsblog.com/tb.php?ID=881