2010年12月04日(土)
おなかの風邪が流行中 [診療]
「吐いた直後に、ごくごく飲むとまた全部吐くよ。
吐くのがおさまって1−2時間してから、OS1などのイオン水をひとさじずつ、
15分ぐらいたってまたひとさじ、本当にちょっとずつにしてね。」
この言葉を、この1週間でいったい何回外来でお話ししたことだろう。
そう、ウイルス性胃腸炎=おなかのかぜ=感染性胃腸炎が大流行。
マスコミではノロが流行っていると騒いでいるけど、ノロかどうかの検査は保険適応でないし、ノロであろうがなかろうが治療方針は変わらない。
だいたいおなかのかぜのウイルスは
12〜1月:ノロウイルス
2〜5月:ロタウイルス
6〜8月:エンテロウイルス
などが多い。
今流行っている感染性胃腸炎の症状は、
突然嘔吐。
しばらくして下痢になったり、またお熱がでたりする。
でも、嘔吐だけで下痢のないお子さんや下痢だけのお子さん、熱のでない方もいる。
ウイルス自身に効く薬はなく、いかに上手に水分摂取をするか、またその後の食事療法がとても大切だ。
@吐いているときは何も飲ませないのが大切。
吐いてすぐに、ごくごく飲むと大抵全部吐いてしまう。お子さんが、欲しがってもすぐにはあげないほうがよい。
ウイルス性胃腸炎での嘔吐は、悪いものを出してしまって胃を休めるという生体の防御反応なので、胃が空っぽになったらたいてい嘔吐はおさまってくる。だいだい嘔吐して3時間ぐらい。
A吐き気がおさまってきたら、OS1などのイオン飲料をスプーンでひとさじずつ、しばらくしてまたひとさじを少しずつ飲ませる。
このとき、お茶や水ではなく、塩分や糖分も補えるイオン水が一番。普通のポカリも薄すぎる。
吐いたあとに牛乳の欲しがる強者のお子さんもいるけれど、もちろん牛乳は嘔吐してしまうのでやめるべき。
B嘔吐したその日は、無理して何も食べないほうがいい。何とかイオン飲料を飲むことができれば、翌日からおかゆやうどんなどの消化の良いものを少しずつ食べるのがよい。
この時、お子さんが欲しいからといって、からあげやカレー、たこ焼き、ポテトなど食べさせると、また嘔吐したり下痢がひどくなって症状は悪化する。
ほんとに子供ってどうして、吐いたり下痢しているときに、
牛乳や脂っこいものを欲しがるのだろう??
実に不思議。
たいていは、2−3日で症状が軽快するけれど、1週間ぐらいウイルスが排泄されているらしいので、しっかり手洗いが必要になる。
お子さんからうつったご両親のほうがひどい症状でしんどそうなので、本当に注意して下さいね。
Posted by さかざきひろみ at 18時27分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 7 )
2010年12月03日(金)
12月のお誕生会 [クリニック情報]
主役はスタッフ全員の信望があつーい戎さん。
MASAのチョコレートケーキと
恒例?のてっさでお祝い。
いつもお世話になっている戎さんへのプレゼント。
何にしようと迷ったあげく、ランコム ジェニフィックのシートマスクを思いついた。
これは、ぷるぷる感と顔にフィットさせたときの気持ちよさが最高だ。
SKUのパックよりずっと優れもので、最近の私のお気に入り。
さらに、他にも何かと考えて「伊勢エビとったどー」
この写真をみて、スタッフ達は二人とも凄い楽しそうと。
ほんまに、この12月の忙しい中、ほんとに楽しいひとときだった。
Posted by さかざきひろみ at 19時15分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2010年12月01日(水)
中央急病出勤記 [診療]
日曜日は中央急病の当番だった。
西九条休日診は時々当番があるのだけど、中央は久しぶり。
患者さんのほとんどはやはり嘔吐や下痢。
感染性胃腸炎が大流行のよう。
となりで診察されている内科も胃腸炎ばかりのようだ。
インフルエンザの方は一人もいなかった。
患者さんも比較的たくさん来院されたようだけど、なんといっても小児科医は3人
贅沢?な3診体制。
クリニックで一人でひっきりなしに外来をするのとは全然違う。
一人みて、しばらーくしてまた一人。
とってもゆっくりした外来だった。
あとの2人は総合医療センターの先生で5年目と10年目の先生。
私のとなりは5年目の女医さんだった。
とっても真面目にとても丁寧に一生懸命診察されていた。
なんだか、私も昔を思い出してしまった。
となりの内科の先生も、とても理論だって丁寧に説明されていた。
他の先生の診察の説明を聞くのは、色々と勉強になる。
ただ、普段電子カルテなので手書きの紙カルテはつらい。
字を書くのがこんなに疲れるとは....。
入院依頼の紹介状を書いて、自分の字の下手さにちょっとめまいがした。
それと、ふだん夜9時には就寝するので、夜遅くまでの外来は、やはり慣れない。
帰りのタクシーの中では睡魔との闘いだった。
Posted by さかざきひろみ at 20時07分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
【 過去の記事へ 】



