2025年06月24日(火)
80番柴胡清肝湯 [漢方製剤]
さいこせいかんとう
皮膚化膿症・中耳炎・咽喉炎・扁桃炎などが反復し遷延するときの体質改善薬。
周期性発熱症候群などに有効だが、とても苦いのが難点。
皮膚が乾燥傾向で浅黒く、やせて虚弱タイプ。
保険適応病名は
かんの強い傾向のある小児の次の諸症:神経症、慢性扁桃炎、湿疹。
冷やす薬が多く、抗炎症作用が強い。
黄連解毒湯+四物湯(温清飲)をそのまま含んでいる。
荊芥連翹湯ともよく似ているが、
少年期は柴胡清肝湯、
青年期は荊芥連翹湯。
Posted by さかざきひろみ at 17時28分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2025年06月12日(木)
79番 平胃散 [漢方製剤]
へいいさん。
「平」は、平穏の平で、穏やかにすること。
したがって、「平胃散」とは、胃でおこっている苦しいものをしずめて、穏やかにするという意味。
生もの、冷たいもの、甘いもの、油っこいもの、アルコールなどを食べ過ぎて、胃がもたれで、消化不良になっているときの薬。
蒼朮はお腹にたまっている過剰な水分をとりのぞく。
陳皮、厚朴は気の流れをよくして、うつうつ気分をなおす。
また利水作用もある。
生姜+大棗+甘草は胃腸機能改善の組み合わせ。
六君子湯は、体質的に胃腸虚弱のために食べられずに食欲不振、胃もたれあり。
平胃散は、食べ過ぎて胃もたれ。
胃腸障害を治す漢方薬はたくさんの種類がある。
今年初のヤングコーンみつけた。
Posted by さかざきひろみ at 19時29分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2025年05月20日(火)
78番 麻杏薏甘湯 [漢方製剤]
まきょうよくかんとう。
整形外科領域でよく使われる漢方薬。
効能効果は、関節痛、神経痛、筋肉痛。
フローチャート整形外科漢方薬の富澤先生によると、
普段元気な人の急性期の筋肉痛 動かすと痛いとき。
筋トレ後の痛みにとっても有効らしい。
薏苡仁はハト麦で水いぼに使う。
むくみをとって痛みを止める。
麻黄は温めて痛みをとる。
より筋肉の炎症が強いときは麻黄と石膏を含む㉘越婢加朮湯のほうがよい。
薏苡仁を桂皮にすると㉗麻黄湯で、筋肉痛の薬が風邪薬に、
薏苡仁を石膏にすると55麻杏甘石湯で、筋肉痛の薬が咳の薬に変わる。
生薬の組み合わせで効能効果が変わるのが漢方薬の面白いところ。
ちなみに、慢性期の関節痛や腱の痛み・冷えもあるとき、いつも決まったところが痛いときは、52薏苡仁湯。
麻黄が痛みをとるのは78番と同じだが、こちらには当帰がふくまれて、血管の新生の役割をする。芍薬と甘草も含まれる
さらに、骨挫傷、骨折などの痛みは、89治打撲一方がよい。
Posted by さかざきひろみ at 17時38分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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