2009年06月14日(日)

ジェービックV [診療]

 新しい日本脳炎ワクチン 「ジェービックV」が発売された。このワクチンは、組織培養方式で製造され、日本では新しいタイプのワクチンのため、これからたくさん検討されていくことが必要だ。しかしこの方式を用いた他の種類のワクチンは外国では多く利用されていて特に問題は出ていない。
 ただ、ワクチンの供給量がとても少ないので、国はまだ積極的に接種の勧奨をしない。

しかし、日本脳炎ウイルスに感染している豚が多い九州、四国、中国、沖縄、三重や、東南アジアなどで蚊に刺される可能性のある方は早めに接種されたほうがよいのではないかと思う。
詳しくは厚生労働省からでている日本脳炎ワクチン接種に係るQ&Aなどを良く読んで下さい。

 しかし、このQ&Aの理解は結構難しい。表現が少し回りくどい感じがする。
新しいワクチンだからといって、絶対副作用がないかいえばそうではない。ADEMの発生が全くゼロになったとも言えない。
また、治験をしていないため、新型ワクチンは2期(9歳から12歳)の適応がない 。
さらに、「1期を従来のワクチンで接種した方について、新しいワクチンでの追加接種については、使用経験が少ないことから、安全性・有効性が確立されていないと考えられるので、今年に限っては、日本脳炎の予防接種をまだ一度も受けていない者に対する接種を優先すべきである。」とも記載されている。
 従来のワクチンのほうがよいという方は、7月上旬ぐらいまでなら何とか在庫がありそうだ。
 従来のワクチンはADEM(アデム、急性散在性脳脊髄炎)という病気との関連が否定できないとの理由で積極的な勧奨が差し控えられたが、ADEMはワクチンと無関係にも起こるので、多くの専門家は、ワクチンの副作用とは考えにくいという立場をとっている。実際当院でも、ワクチンの在庫があるときはご希望の方に接種をしていたが、特に問題はおこっていない。

 接種したほうがよいかどうか、とても迷ってしまうところですよね。
私の娘は1期の1回目は保育園の集団接種で接種したが、その後個別になって、日本脳炎は稀な病気だし、まあいいかと接種をすっかり忘れていた(反省)。
しかしその後、もしこの子がキャンプなどに行って、万が一、蚊に刺されて日本脳炎を発症したら、取り返しがつかない、私の責任だと思い、定期接種の時期を過ぎていたが、自費で1期からやりなおした。1期追加、2期、3期(今はない)まで接種した。
 世界中に数多くある感染症の中で、ワクチンで防げる病気—VPD—はわずかです。
防げる病気だけでも予防して、大切な子どもたちの命を守りましょう。
 
 これが私の意見だけど、最終的には保護者の方の判断になる。

Posted by さかざきひろみ at 09時26分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2009年06月07日(日)

歓迎会 [クリニック情報]

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日航ホテル「桃李」にて

4月から、新しいメンバーがふえた。遅ればせながらの歓迎会。

勢揃い〜のはずだったが、よっちゃんはお子さんが急にお熱をだして参加できなかった。残念。
嬉しいことに開院からのメンバーは全員揃っている。よっちゃんは可愛い2世2人ができて、復帰してくれた。

新メンバーも、とってもいい人達に恵まれた。
見た目はふんわり優しく癒し系、でも仕事したらすごいんです。というのが私の理想。
新旧メンバー、皆ばっちりだわ。

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素敵な優しいナース達。
自然と私も、お口をとじて上品になる。

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めっちゃ面白い元気っ子?達。
自然と私も、歯をみせる。

素晴らしいスタッフに恵まれて、私は幸せだ。彼女達を大事にしようといつも思う。

先週になって、溶連菌がめちゃくちゃブレイクした。
新型インフル騒ぎで、皆外出を控え、手洗いうがいマスクをするようになって、過去に比べて、この時期の溶連菌感染が激減したとの報告があったばかりなのに。
確かにマスクをする人もいなくなって、きっと手洗いうがいも少しさぼりがちになっているのかもしれない。
感染症はインフルだけではない。
やっぱり手洗いは大切だし、お熱がでてたり咽が痛かったりお咳がでる方はマスクをして他の人にうつさないようにするのも大切だね。

Posted by さかざきひろみ at 09時33分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

2009年05月31日(日)

外来状況 [クリニック情報]

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診察室の机のアンパンマン。人気者だ。

 先々週、1週間幼稚園、学校がお休みになったので、先週の外来は、落ち着いていた。
それでも、やっぱり、保育園のお子さんはお熱をだす。
さらに、幼稚園、学校が再開して後半には、ウイルス性胃腸炎、溶連菌がふえてきた。水痘は以前流行中だ。
朝夕、気温の低い日や、かぜがとっても強い日があった時は、咳がひどくなったり、喘息のお子さんの受診も目立った。

 インフルエンザ騒ぎは少し下火になったようだ。
ある方が地方に旅行しているときに、お熱をだして、大阪から来たというだけで、どこも診てくれず発熱外来に行くよう指示されたそうだ。そこで防護服ゴーグルの完全装備の先生にインフルの検査をしてもらったそうだ。
もちろん陰性であったが、地方では、大阪や神戸というだけで、すべてインフル関連に見えるらしい。

 インフルエンザも大変だが、感染症情報では麻疹がでてきている。麻疹はインフルエンザよりも何倍も感染力が強く罹ると非常に重症になる。
ほんとに怖い。しかし幸いなことにワクチンがある。自分のためにも、1才未満のまだワクチンを接種できないお子さんを守るためにも、是非接種が必要だ。

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 今日、たまたま用事で主人の病院に行った。つくづく病院って白く地味であると感じた。
医局の主人の机の上に、私、百合、かぴぱらさん、その飼育員、りらっくまがいた。
ちょっと嬉しかった。

Posted by さかざきひろみ at 15時46分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 2 )

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