2012年08月26日(日)
漢方薬味見大会 [漢方薬]
外来小児科学会での森蘭子先生がリーダーのワークショップ。
「やってみよう 小児漢方!〜子供への漢方薬の投与方法について〜」
と−っても楽しかった。
参加人数は50人弱で、医師だけでなく薬剤師さんや他のコメディカルの方も多かった。
味見の漢方薬、ツムラ、クラシエ、コタローの手帳、
味見用セット(紙皿、スプーン、コップなど)
漢方薬に混ぜる食品。
さらに、患者さんのお母さんが作られた、甘麦大棗湯入りのクッキーまで、実に多くのものを準備されていた。蘭子先生大変だったろうなあ。本当にありがとうござました。
漢方薬についてのお話のあと、グループに分かれて、大味見大会。6つのブースにわかれて、漢方に混ぜて味見して回る。
@みつ、水飴系(黒蜜、コンデンスミルク)
黒蜜は結構漢方と相性がよい。コンデンスミルクも甘くっていいかも。だけど、やはり最後に苦さが残る。
A抹茶アイス、ヨーグルト、プリン
蘭子先生いわく、本当はハーゲンダッヅのチョコアイスが一番漢方薬に合うらしい。先生のところの患者さんは、かぜをひいたときだけ、漢方入りアイスが食べれるので、お母さんは「○○ちゃんよかったねえ。ハーゲンダッヅチョコアイスよ。」とお子さんに話すらしい。しかし、アイスの時も飲み方にこつがあって、一口アイスを食べてから、漢方入りアイス、その後水を飲んで、最後にもう一度一口アイスを食べると完璧らしい。
ヨーグルトとプリンはもひとつだったなあ。
Bおみそ、海苔の佃煮、あんこ
甘いものがきらいというお子さんの場合は味噌や海苔の佃煮という手もある。
たしかに海苔の佃煮は塩辛くって、漢方はブロックされる。
お味噌については、私は味噌をどうしてもそのまま食べることはできなかった....。甘い物が好きな私にはちょっと苦手。一緒のグループの薬剤師さんはジスロマックを海苔の佃煮と試してみようかなあと言われていた。
Cジュース(CCレモン、サイダー、オレンジジュース)お薬飲めたねゼリー
CCレモンと小青竜湯を入れて、がーっとかきまぜ、漢方が沈む前、泡立っている間にのむと、小青竜湯のまずさはブロックされた。これはびっくし。
サイダーと大建中湯もとっても相性がよかった。蘭子先生曰く大建中湯の中の山椒とサイダーがあうそうだ。
オレンジジュースは何とまぜてもまずい。
お薬のめたねゼリーも全くだめで、これは味見した全員が感じたよう。
D黒ごまクリーム、ピーナッツクリーム、チョコクリーム
ピーナッツクリームは甘さと脂っこさで辛夷清肺湯のまずさもブロックされた。チョコクリームもまあまあだがピーナッツクリームの方が漢方にあうが、私はピーナッツクリームが苦手だなあ。
黒ごまは漢方の味は隠せない。
Eリンゴジャム、苺ジャム、ブルーベリージャム
リンゴジャムは桂皮の入っている漢方とぴったり。
小建中湯とまぜるとアップルパイの味がした。麻黄湯や葛根湯も相性がよいかも。美味しいやんか。
最後は、これだけ食べたのでおなかいっぱい。
舌も変な感じが..。
こんなに甘い物をお子さんにすすめてよいのかという問題もあるが、結構マルツエキスぐらいで十分いける子も多い。
実際は漢方薬を飲める子は何も混ぜなくても飲めている。特に体質改善で長期に飲んでいるお子さんはそのままいける。体にあった漢方薬は美味しく感じるものだ。
しかし、はじめは飲めなくても、何かに混ぜて飲んでいるうちにそのまま飲めるようになるお子さんも多いらしい。
上記のような甘い物に混ぜるのは、短期の場合だけに限る。さらに、普段からよくチョコなどの甘いものをよく食べるお子さんにはすぐばれてしまうかも。
それと、このWSに参加している人はきっと普段から漢方の味が大丈夫の人が多いので、はたして、漢方薬苦手の人の意見はまた違うかもしれない。
一度クリニックでスタッフとやってみようかなあ。
Posted by さかざきひろみ at 08時41分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
日本外来小児科学会in横浜 [学会]
金曜の朝、「街のあかりがとても綺麗ね横浜〜ブルーライト横〜浜」と歌ってたら、若いスタッフの一人が知ってたのでびっくり。
(てっちゃんてっちゃんかねてっちゃんの歌は知らないのに...。)
そう、今回外来小児科学会はパシフィコ横浜で開催された。
みなとみらいは初めてで、海も近く緑も多くとても素敵なところだった。
さすが横浜での学会。
参加してる人がとっても多い。
この学会はコメディカルの方も多いため、いつもの学会より華やいだ感じがする。
面白そうなセッションもいっぱい。
「アレルギー疾患を全体でとらえて見えてくること」
では、小児科はこども全体を見ているので、すべて共通して治療することができる。確かに大人だと、鼻炎は耳鼻科、アトピー性皮膚炎は皮膚科、結膜炎は眼科。喘息は呼吸器内科、食物アレルギーはどこにいったらいいのか?になるものね。
さらに、食育、眠育、うん育がとても大切というのがとっても共感できた。
土曜日は朝から知らなかったことも多く、とても勉強になった。
中でも、最後に自閉症のお子さんをもつお母さんのお話がとても心に残った。
(shizuさんのブログ)
お子さんをほめてあげること、たくさん声かけしてあげることの大切さをお話された。これは、すべてのお子さんに共通している。
ランチョンセミナーは大阪医大の田中先生の「起立性調節障害」のお話。さすが、大阪弁のマシンガントーク。パワフルやわ。
午後のワークショップは森蘭子先生の
「やってみよう 小児漢方!〜子供への漢方薬の投与方法について〜」
資料もおみやげもいっぱい★。
蘭子先生の気配りと皆に漢方を知ってほしいという情熱が伝わってくる。
このWSについての感想は、とっても長くなりそうなので別にアップしよっと。
企業展示のコーナーでは、可愛いおもちゃに釘付け。
普段なかなかお店にいけず、クリニックのおもちゃはネットで購入していた。
実物を見て、興奮(✪ฺД✪ฺ) 。
ついコレとコレとこれも下さいといっぱい購入してしまった。待合室デビュー楽しみにして下さいね♪♪
ちょっとあいた時間に恒例?のショッピングも。
今回のヒットはSeule Ruban。
1mの長いリボンの裏面のマジックテープがついていて、髪にフィットして、とって可愛いヘアアクセになる。
つけるとこんな感じ。
今秋には、梅田阪急にもお店がオープンするとのこと。
私がいない間、パパと百合と2人。
パパが晩ご飯の用意をして、2人で夕食。
3人だと、たいてい私と百合がしゃべっているのだが、
2人だとどんな会話してるんやろ。こっそりのぞいてみたい。
Posted by さかざきひろみ at 07時42分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2012年08月22日(水)
不活化ポリオワクチン [クリニック情報]
9月から不活化ポリオワクチンが定期接種になる。
卸さんからワクチンは確保できることはわかったのだが、大阪市からの委託依頼がなかなか来ず、正式に予約はとれなかったのだが、やっと本日朝委託契約書が届いた。
これで、正式に不活化ポリオワクチンの予約がとれる。
以下に詳細をアップしますね。
接種ご希望の方は、受付までご連絡ください。
また、他のワクチンとの同時接種も可能です。
9月からの不活化ポリオワクチン定期接種のお知らせ
定期接種の対象は生後3か月から7歳6か月未満で、スケジュールはDPTワクチンと同じです。生後3カ月から開始して3週から8週間隔で3回(初回)接種し、半年以上(標準的には1年から1年半)空けて1回(追加)接種します。
1) ポリオをまだ1回も接種していない方
3週から8週間隔で3回接種し、半年以上(標準的には1年から1年半)空けて1回接種します。
2) 生ポリオを1回飲んだ方
3週から8週間隔で2回接種し、半年以上(標準的には1年から1年半)空けて1回接種します。
3) 生ポリオを2回飲んだ方
不活化ポリオワクチンの定期接種はありません
4) 当院で輸入不活化ポリオワクチンを接種した方
当院ではアメリカのCDCスケジュールで接種してきました。つまり初回は8週間間隔で2回、その半年から1年後に3回目、4歳すぎに4回目です。
すでに当院で不活化ポリオワクチンを2-3回接種されたお子さんはそのままのスケジュールをお勧めします。また、その際は公費で無料接種できます。(当院で使用していた輸入ワクチンは9月から導入されるワクチンと同じものです)
もし、3回目を2回目から6カ月あけずに接種された場合は、4回目は3回目から1年から1年半後に接種し、4歳以降追加接種をおすすめします。
ただし、9月1日の導入時点では、4回目の追加接種は、公費対象外(自費)になっているのが現状ですが、国内での臨床試験データが整いしだい定期接種となる予定です。
また当分の間、不活化ポリオワクチン接種で混雑が予想されますので、落ち着くまで不活化ポリオワクチンの単独接種はかかりつけのお子さんを優先させて頂きます。
Posted by さかざきひろみ at 08時19分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
2012年08月19日(日)
お盆の外来 [クリニック情報]
お盆は、皆帰省してしまったので患者さんも少ないと思ったのだがそうでもない。
「お盆でもやってるのですね。」
「お休みかと思ってた。」など結構喜ばれる。
毎年、お盆以外に夏休みをとっているので、午後診はお休みすることはあっても、お盆中は開いてますよ。
前半は、いきなり、肺炎のお子さんが続いた。
レントゲンでもしっかりと影があるけれど、お熱はそれほど高くなく血液検査も悪くない。おそらくマイコプラズマ。皆さん入院せずに軽快して本当によかった。
他には高熱の夏風邪もあるが、さすがに幼稚園や学校がお休みなのでそれほど多くもない。
まだRSウイルスもある。
さらに、とびひ、あせも、虫さされ、めばちこ
転けた、ぶつけた、やけどした、腕がぬけた、口を切ったなど私は何でも屋さんになる。
あと予防接種外来は、パンパンにつまっている。
それでも生後2ヶ月のワクチンデビューは遅らせることはできない。
何とかスタッフが上手く予約を入れてくれる。
9月になると不活化ポリオワクチンも開始になる。
大阪市からの委託契約はまだないが、ワクチンは本数を確保できることがわかり、ほっとした。
しかし、10月になるとインフルエンザワクチンの予約もさらに追加される。
どうしたら上手くいくだろうか??
予約枠を考えると、ちょっとくらくらしたので、スタッフに
「今、考えられへんから、枠作っといて」とお願いしたら
「はい。」と可愛い返事。
私は皆に支えられている。
先日、クリニックに遊びにきた後輩が
「みなさん、談話してる時は和やかなのに患者さん前にすると、プロの顔でしたねえ。
すごいですねえ。 スタッフも一流です。」と褒めてくれた。
チームさかざきは凄いのだ!!
Posted by さかざきひろみ at 08時07分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 4 )
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