2009年03月03日(火)
お雛様とヒブワクチン不足の憂鬱 [クリニック情報]
今日は、3月3日。
おひな祭り。
クリニックのお雛様飾っていたけど、本日の診察終了時にはきちんとスタッフが片付けてくれていた。
百合が嫁にいき遅れないようにだろうか。
私は、いき遅れてくれてもいいのだけど...。
レセプトも医師会に届けて、ほっとしてたら母からのメール。
「雛様差し入れします。」
自宅に帰ってみると、夕ご飯がきちんとおいてあった。
ちらし寿司、天ぷら、蛤のお吸い物、筑前煮、蕗の煮物、鯛の昆布締め、鶏肉の蒸し煮、お雛様のお菓子。
時々母は差し入れしてくれる。
母のご飯はとても美味しい。
百合が小さい頃、病院に勤務していたときは、毎日ご飯作ってくれていた。母がいたから私は仕事ができたのだ。
おひな祭りに改めて、母のありがたさを思う。
そして、今日はヒブワクチンのメーカーの方も説明に来てくださったけど、やっぱり診療所3名、病院10名ずつの法則は変わらないらしい。ただ、3月は3名だけでなく、もしかしたら+αあるかもしれないとのこと。それでも全然足りない。ヒブワクチンのことを思うととっても憂鬱になる。すでに予約していただいた方に本当に申し訳なくて、昨日また皆さんにお手紙を郵送した。内容は以下の通りだ。
ヒブワクチンの入手が非常に困難な状況になり大変ご迷惑をおかけしています。
原因はフランスからの輸入量に比べ希望される方が非常に多くなったからです。
そのため、メーカー(第一三共)では、1ヶ月に診療所3人分、病院10人分と決めてワクチンを配布すると決めました(2/23にメーカーから送られてきた書状を同封します。)
なぜこうなったのかわかりませんが、この方法だと100人分申し込んだ診療所も3人分、3人分しか申し込んでいない所も3人分となります。ヒブワクチンを積極的に勧めている医療機関では、順番待ちがとてつもなく長くなり、そうでもない所はすぐに接種できて、早くから予約していた人より、待ちの少ない医療機関に予約したほうが早く接種できるということになります。また病院のほうが、診療所より3倍早くなります。
医療機関に関係なく申し込んだ順番に接種できるというのが一番公平な方法と思いますが、今のところこの診療所3人病院10人のルールは変わらないとのことです。
毎月3例しか納品されないのであれば、当院で現在約80人のかたが予約されていますので、2年も待つ方がでてしまいます。より小さいお子さんほど接種していただきたいワクチンですのに、申し込んで2年以上待つなんて、とてもナンセンスです。
現在、( )番目ですので、純粋に3例ずつであれば接種が非常に遅くなってしまいます。当院を選んでわざわざ予約して頂き、当院で接種させていただくことは大変重要なことと思っていますが、このような事態に至ってしまった以上、どうぞご遠慮なく他の医療機関での接種も平行してお考えください。もちろん当院でのワクチン確保の予約はそのままでかまいません。もし他の医院でのワクチン確保ができましたらキャンセルの連絡をお願いいたします。
ヒブワクチンの必要性についての説明に力をいれて、ワクチン接種をお勧めした結果、今回のようなとんでもないルールによって、皆様にご迷惑をおかけして、本当にやりきれない思いと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
これは、ヒブワクチンの必要性を強く考えている小児科医すべてが感じている思いだと思います。これからも引き続きワクチン確保に努力していきたいと考えております。
ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんが、どうかよろしくご理解のほどお願い申しあげます。
さかざきこどもクリニック
さかざき ひろみ
Posted by さかざきひろみ at 17時56分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
早くに接種ができて本当によかったですね。
そうなのです。今では、希望される方が多いのに、すぐに接種してあげられなくて、本当に申し訳ない状態なのです。残念ながら、この不足が完全に解消されるまで1−2年かかるらしいとのことです。
美味しいものを作ってくれる人がいること、美味しいものを作ってあげたいと思う人がいること、どちらもとっても幸せなことだと思います。
ヒブワクチンそんなに大変なことになっているんですね。
娘もも早々と接種させていただいており、周囲のお友達も幸いみんなこちらでできたようです。そんなに待たれている方がいらっしゃるとは! 正直驚きました。
お母様の手料理、素敵ですね。なんだか涙が出てきました。私は今専業主婦なので、家族においしいものを作らなければと気合が入りました^^

