2012年03月22日(木)
越婢加朮湯 [漢方薬]
「えっぴかじゅつとう」
この漢方薬、最近とってもよく処方している。
とにかく鼻閉がひどくて、苦しくて夜も眠れないという時によく効く。また、花粉症で小青竜湯がもひとつ効きにくいときに使ったりする。
中に含まれる麻黄と石膏が、熱をさまして炎症をとり、また蒼朮は水をさばき浮腫をとってくれる。そして、これらが一緒に働くことでさらに効果が高まる。
鼻水がでずに、鼻閉がひどい時は、鼻の粘膜やアデノイドが腫れていて、越婢加朮湯は、この腫れをひかせてくれる。いびきまで、ましになったお子さんもいた。
漢方薬が苦手な場合でも、これを飲むと楽になるので、お子さんは「あれまずいけど、楽になるから。」と言って飲んでくれる。
私も以前、鼻がつまった時に飲んで、鼻から目にぬけるようにスコーンと鼻が通った。すごい、やるやん28番と褒めてあげたくなった。
越婢加朮湯という薬は、他には関節リウマチや急性結膜炎、赤くてじくじくした湿疹に使うことがある。
蚊に刺されて真っ赤に晴れあがっている時にもよく効く。
これを「異病同治」というのだけど、漢方薬の不思議な魅力の一つ。
Posted by さかざきひろみ at 17時40分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
終了式は残念でしたね。幼稚園デビューした1年は、色々なことがあって皆さん大変なのですが、本当に1年間よく頑張りましたね。
お薬も飲めたのですね。そうなんです。以前もあの薬をお子さんに処方したとき、リウマチの薬って書いてあるのですが?と質問されたことがあります。リウマチは関節が熱をもって炎症をおこしてむくんでいる状態、ひどい鼻閉は鼻の粘膜がそれと同じ状態なのです。このお薬は熱をさまして炎症をとってむくみをとるのです。こうやって考えると漢方薬はとても面白いのです。
先日はお世話になりありがとうございました!
実は熱で修了式をお休みしてしまい良くなったかなと思ったら咳が酷くなり、妹まで風邪っぽくなってしまったのでとても気持ちが沈んでいました(いつものことですが^^;)
しかしほんとに不思議で先生にお会いするとなんだか肩の力が抜けてほっと安心して優しい気持ちになれました。
「越婢加朮湯」
よく利きました。寝ている時に鼻が詰まって苦しそうにする事がなくなりました!
「異病同治」というのですね!実は帰宅してすぐにどんな薬かネットで少しだけ検索してみたら腎炎、ネフローゼ、夜尿症などがあり、鼻がつまっているだけなんだけどなぁ?と不思議に思いながら飲ませていたんです。でも効果がすぐに見て取れたのでさすがさかざき先生だわ〜♪とますます惚れていました(笑)
今もぐっすりフガフガ言わずに寝ております^^
先生、ありがとうございました!!!
