2012年09月16日(日)
日本小児アレルギー学会in OSAKA [学会]
今週末は日本小児アレルギー学会。
今回は大阪での開催。
済生会中津病院の末廣先生が会長でテーマは「みんなに伝えよう、こどものアレルギー。深く、楽しく、わかりやすく」
アレルギー治療については、色々なことがどんどん進歩してくので常に新しい知識が必要で、今回も参考になることがたくさんあった。
喘息については、普段から大阪でもたくさん勉強会があるので、今回は食物アレルギーを中心に勉強してきた。
特に、伊藤節子先生の【「食べる」ことを目指す食物アレルギーの診断と治療】はとても面白かった。同じ卵料理でも調理法によって卵の抗原量がずいぶん違う。
私がびっくりしたのは、ゆで卵にすると卵白抗原はかなり低下するが、スクランブルエッグは結構高い。確かにゆで卵を食べても症状がでないので、スクランブルエッグにしたら全身じんましんがでたお子さんがいた。そのときは少し半熟だったから症状がでたのではないかと考えたのだがカリカリに焼いてもスクランブルエッグはkなり抗原性が残るらしい。
また、卵ボーロの卵白抗原はかなり高く、ゆで卵を食べることができても、卵ボーロではアレルギー症状をおこすことがあるらしい。このことについては恥ずかしながら知らなかった。
そく伊藤先生の本を購入して勉強しなくてはと思ったら、すでに学会では本は売り切れ。
どの先生も考えることは一緒のよう。
帰宅してさっそくアマゾンで注文しておいた。
抗原量に基づいて「食べること」を目指す乳幼児の食物アレルギー
親と子の食物アレルギー
時々診療をして思うのだが、食べることができるのに、検査が陽性ということだけで卵などを除去しているお子さんが多いような気がする。除去は必要最小限の最小量にしてあげて、できるだけ美味しいものを食べさせてあげたい。そのためには私ももっと知識を深める必要がある。楽しく美味しく何でも食べることはとても大切なことだとつくづく思う。
今回アレルギーエデュケーターの方による講習会もあり、当院のスタッフも参加してくれた。
『スキンケアおよび外用方法の具体的な指導方法』
『ピークフローメーター喘息日誌の使用法および吸入手技の具体的な指導方法』
いっぱい勉強して満足して、最後は美味しいティータイム。
ロイヤルホテルのメインラウンジで御抹茶を頂いた。
二人ともお休みなのにお疲れ様でした。
メインラウンジで心惹かれたメニューが....。
なんと7種類もスイーツがついてくる。
おなかいっぱいで食べることができなかったけど、うちの若いもんがいたら喜んだやろうなあ。
おみやげに持って帰りたかったわあ。
Posted by さかざきひろみ at 17時26分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2012年09月09日(日)
インフルエンザワクチン予約 [クリニック情報]
まだ暑いけれど、今年もインフルエンザワクチンの予約開始のシーズン。
9/12(水)から予約開始で、10/12(金)から接種開始です。(詳細についてはHPのトップページにあります。)
接種料金は1回2500円です。
予約方法は、携帯電話:パソコンからのみで、
http://saka-kuma.comに、アクセスして、あとは指示にしたがってすすむだけです。
なお、このシステムを利用したことがある方も、今年初めて利用するときは、「初めての方はこちら」から新患登録を行って下さい。スタッフによると、これをとばしてしまって予約できないというお問い合わせが一番多いようです。診察券番号の入力が必要ですが、お間違いのないようにお願いします。
また、月水金の予防接種時間と火曜日午後は予防接種や健診のお子さんのみですが、それ以外は一般診療と一緒になります。まだ集団生活をしていない小さいお子さんはできるだけワクチン時間での接種をおすすします。
他にも毎年お母さん方から質問を受けることが多い内容について書いておきますね。
インフルエンザワクチンよくある質問
Posted by さかざきひろみ at 08時56分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 5 )
2012年09月08日(土)
ゆう漢方 [漢方薬]
今週は、朝夕少し涼しくなったせいか、咳やぜいぜいいうお子さんがとても増えた。
気になったのはRSのお子さんが多い。生後6ヶ月未満の赤ちゃんは入院が必要になることも多いので注意が必要だ。他には、水痘、アデノ、マイコプラズマなど。学校や園が始まると色々な感染症が増えてくる。
土曜日は「ゆう漢方」で漢方のお勉強会。
今回は金沢大学小川恵子先生の特別講演。
「金沢の漢方」
小川先生はもとは小児外科の先生なので、東洋医学的な腹証と解剖学的な関係の話をされてとても興味深かった。またご自身が産後に大腸憩室炎に罹患され、普通なら入院して絶食治療が必要なのに、大黄牡丹皮湯の内服で入院も絶食もせずに治癒したというお話にはびっくりした。
漢方薬の歴史についても詳しく講演して頂いたのだが、この分野については全くの不勉強だったので、これから学ばないといけないなあと反省。
お勉強会のあとは懇親会。
中華料理を頂いて、二次会はベルギービールのお店に連れて行って貰った。
私はビールはあまり好きでないのだが、ベルギービールは甘くて飲みやすい。ラベルも可愛い。
ちょっとびっくりしたのが、二次会で乾杯の前に、何人もの先生が漢方を出して飲み始めたことだ。五苓散やら黄連解毒湯が二日酔にとても有効だからだ。私も遅い時間に食事をすると翌日顔がむくんだり胃もたれがするので帰宅したら予防に五苓散を飲んでおかなくては。
今回、ゆう漢方の懇親会に初めて参加したのだが、皆さんとても面白い。漢方の偉い先生ばっかりで、冗談なんか言ってはいけないと思っていたのだが....。
特に三谷先生は「ゆう漢方」の主催者の先生でもあり、お話なんかとてもできないと思っていたが、実はとても気さくな先生だった。三谷先生の娘さんがうちと同じ年で、今時の娘の話ですっかり盛り上がった。
嬉しいことに、また「漢方のわっ」が広がった。
Posted by さかざきひろみ at 23時25分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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