2025年08月21日(木)
82番桂枝人参湯 [漢方製剤]
けいしにんじんとう。
お子さんに処方することはあまりない。
保険適応病名は、頭痛、動悸、慢性胃腸炎、胃アトニ-。
胃腸が冷えている人の頭痛によく処方される。
慢性頭痛ガイドラインにも掲載されている。
(桂枝人参湯、葛根湯、五苓散、釣藤散、呉茱萸湯)
構成生薬としては、人参湯+桂皮(乾姜の量3g→2g)
人参湯を用いたいような冷えて虚弱の人で、頭痛、めまいやのぼせがある場合に処方。
上半身に熱があり下半身が冷えている場合。
井齊先生によると、タイプによらず、ノロウイルスの下痢に非常に有効とのこと。
また冷え症の人の頭痛には、㉛呉茱萸湯が有名だけど、
それが効かないとき、または苦くて飲めないときの処方。
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2025年07月31日(木)
81番 二陳湯 [漢方製剤]
にちんとう。
二陳湯の「陳」は、古いものを意味する。
古いほど良品とされる生薬の陳皮と半夏が2種類配合されている。
陳皮と半夏は
四君子湯+陳皮・半夏で⇒六君子湯。
抑肝散+陳皮・半夏で⇒抑肝散加陳皮半夏
のように、一緒に加味されることが多い相性がよい組み合わせ。
二陳湯は、
体に停滞している余分な水、痰飲(痰湿)を除去する漢方薬。
胃の中に余分な水があると、悪心嘔吐の症状があり、それを治す。また呼吸器の余分な水も除去するので去痰剤として咳にも有効。
例えば五虎湯と組み合わせて、五虎二陳湯としてよく処方される。
簡単にいうと、じめじめしている、胃腸や呼吸器をすっきりさせる薬。
実際に、二陳湯は単独で使うことよりも、他の漢方薬と一緒に使われたりすることが多い。
二陳湯の5種類の生薬がまるまる含まれている漢方薬は、
六君子湯・参蘇飲・二朮湯・五積散・竹筎温胆湯・釣藤散。
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2025年06月24日(火)
80番柴胡清肝湯 [漢方製剤]
さいこせいかんとう
皮膚化膿症・中耳炎・咽喉炎・扁桃炎などが反復し遷延するときの体質改善薬。
周期性発熱症候群などに有効だが、とても苦いのが難点。
皮膚が乾燥傾向で浅黒く、やせて虚弱タイプ。
保険適応病名は
かんの強い傾向のある小児の次の諸症:神経症、慢性扁桃炎、湿疹。
冷やす薬が多く、抗炎症作用が強い。
黄連解毒湯+四物湯(温清飲)をそのまま含んでいる。
荊芥連翹湯ともよく似ているが、
少年期は柴胡清肝湯、
青年期は荊芥連翹湯。
Posted by さかざきひろみ at 17時28分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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