2014年03月29日(土)
食物アレルギー講演会 [学会]
やっと暖かくなってきた。
学校や園も春休み。
だがインフルエンザBがまだまだくすぶっている感じ。
それでも、感染症は減ってきた。
変わりに、花粉症や夜尿症、アレルギーの相談などが増えてきた。
入園の健康診断や、学校や園に提出する食物アレルギーの診断書を取りにくるお子さんも多い。
年度末で転居されるお子さんも多くて紹介状を書きながら寂しくなることも。
そして、土曜診療終了後は「食物アレルギー講演会」へ。
相模原病院の海老澤先生のお話。
食物アレルギーの基礎から、最新の知見、治療法、学校や園への対応などについて実に詳しくお話された。
きちんと診断して、必要なケースは負荷試験をして、今後どのようにしたら一番よいかをちゃんと指導していくことが大切で、いつまでも根拠のない除去食をしないようにと言われていた。
学校や園に提出するアレルギー管理表がいかに大切かもお話された。
新学期にむけたアレルギー患児への対応については大阪小児科医会理事のメンバーがパネリストになって、海老澤先生に色々質問させて頂いた。
私もパネリストの1員で、前もって藤谷先生にどのような質問をしたらよいかなど、お聞きしていたので何とか無事に役目をはたすことができた。
ちょっとほっとした。
後は、本日の講演の印象記をまとめて医会雑誌に投稿するというお役目も残っている。
これは忘れない内に早く書いてしまわなければ....。
Posted by さかざきひろみ at 18時41分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
トラックバック
トラックバックURL
http://www.sakazakidsblog.com/tb.php?ID=1153