2024年02月22日(木)

火曜日の夜は

Atopic dermatitis web seminarの座長。
あべのハルカス25Fの会議室にて配信。

会場につくまでの夜景が綺麗。

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笹井先生は、実際に外来でたくさんのお子さんたちにモイゼルト軟膏を処方されて、その効果についてお話された。

長尾先生は小児アトピー性皮膚炎の外用療法について、基礎から応用まで幅広くご講演された。
また、災害時にアレルギーのお子さんたちが、どのようにすればよいかについて話された。
実際、アレルギーポータルというサイトに災害時の対応について詳しくアップされている(こちら)。

さらに1歳半時点に、入浴時に石鹸を泡立ててしっかり洗っているお子さんたちは、その後3歳時のアトピー性皮膚炎や食物アレルギーの発症が、そうでない場合に比べて明らかに低くなるデータを示された。
また、モイゼルト軟膏とヒルドイドソフトやステロイド軟膏と混合して、大きな容器で処方したほうが塗りやすいとのことだった。とても効果的で、これからもっと外来で処方できればと思う。
また、軟膏を塗る場合は、すりこむように塗るのではなく、のせるようにすることも大切。

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実際のご講演もとても参考になったし、セミナーの前と後で、お二人に色々なお話をお聞きできた。
それが一番楽しかったし勉強になった。
ありがとうございました。

あべのハルカス貸会議室は、7/7に小児漢方懇話会で10/27に日本小児東洋医学会で使用する。今年は、何度もここに来るだろう。

Posted by さかざきひろみ at 19時09分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2024年02月20日(火)

三県合同教育講演会 [学会]

日曜日は、東洋医学会の関西支部の学会が関西医大にて開催。
今回は大阪が担当とのこと。
大阪といえば千福ファミリー。

私は進行係のアナウンサーとして参加。
本来なら、影なので客席で見えないところで声だけ出演のはず。
しかし、今回は壇上で座長の横。
ここに、3時間。
ずっと見えるところなので、気がぬけない。

講演は3つ。

特別講演T 生薬学への招待!!
〜生薬の基原,修治(しゅうち)・炮制(ほうせい),国内栽培まで〜
 ここでは、千福先生が座長。

漢方薬のほとんどの生薬は中国からの輸入に頼っているけど、現在は、日本でも作れるように色々工夫されているとのこと。
甘草と麦門冬の栽培についてお話された。
 

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特別講演U 盱江(こうえ)医学と
江西鍼灸流派(えさいしんきゅうりゅうは) 〜鍼灸の臨床応用を添えて〜
 ここでは、仲良しで治療もしてもらっている中村真理先生が座長。

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演者の鍼灸界の超有名な蔡暁明先生と。
とてもエネルギッシュな講演で圧倒された。

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特別企画 現代の漢方医はどのように漢方医学を習得したのか〜現代に生きる古方派の教えとその発展〜
 座長は奥見先生。

漢方をどのように勉強されていたか、3人の先生がお話してくださった。
山本昇伯先生はお父様も漢方医。
ほとんどの病気を漢方で治療されていたとのこと。
まるで、私とまごっぴのよう。

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3時間もの間、休憩は1回だけ。
客席だと、ちょっと気が抜ける時も多いが、壇上なので、必死に講演を聞いた。
専門的なお話もおおくて、難しかったけど、色々勉強になった。
何よりも、関西の漢方大好きな先生方とお会いできて、たくさんパワーをもらった。

Posted by さかざきひろみ at 16時16分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

2024年02月18日(日)

春??

急に暖かくなったり、また寒くなったり。
今日はとても暖かくコートもいらない。
学会のお洋服を考えていたが、全く別物になってしまった。
来週はもっと暖かくなるけど、また週の半ばから真冬らしい。

外来では、インフルエンザは先週に比べてすこし減ったよう。

あれだけ、学級閉鎖や学年閉鎖をしているので、大きなお子さんたちの間ではだんだん下火になるのだろう。
ただ、保育園などの小さいお子さんたちの中では、少し増えている。

他にも、インフルエンザも新型コロナも陰性だけど、熱が続くケースもある。
ヒトメタニュウモウイルスや手足口病、またはそれ以外のウイルスもある。
溶連菌感染症もまだまだなくならない。

そんな中、RSウイルスがだんだん増えているというニュースも。当院ではまだ全くでていないが、今後に注意が必要。

インフルエンザの検査は、発熱(38℃以上)して12時間以上経過したら、検査キットで陽性になることが多い。
しかし最近、12時間では陰性となるケースがよくある。
その後解熱するけど、1−2日後に発熱(二波性の熱)して、結局インフルエンザであったと確認できることもあった。

個人の免疫力などによって、それぞれ検査で陽性になるタイミングや、症状の経過が異なることも多い。
検査が陽性なら、インフルエンザと確定できるが、陰性であっても絶対違うとは断定できない。

あとはスギ花粉症。
目がかゆい、くしゃみ鼻水。
今後もっと増える可能性が高い。
ひどくなってから受診するよりも、早めにお薬や点眼薬、点鼻薬など持っておいたほうがよいかと思う。

今日は関西支部例会で関西医大まで。
とっても綺麗な建物で、しかも裏には素敵な景色が広がっていた。
淀川の河川敷がすぐ近くでランニングにも最適の場所。
お天気いいし、走りたくなった。

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Posted by さかざきひろみ at 18時22分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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