2008年10月23日(木)
インフルエンザワクチンスタート [診療]
昨日からインフルエンザワクチンの接種を開始しました。雨にもかかわらずに多くの方が接種されました。現在インフルワクチンの予約状況は、すでに15時以降の遅い時間、土曜日はいっぱいになっており、他の時間も11月前半までは残りわずかになっているので、ご希望の方は早めの予約をお勧めします。
今年は、13歳未満の方(0.1-0.3ml接種のお子さん)は水銀(チメロサール)を含まないインフルエンザワクチンを確保しました。昨年までは、なかなか十分量を確保できず、6歳未満の方と希望者のみでした。
ワクチン中の水銀の毒性は低いことが明らかなので、含まれていても安全は確認されています。
しかしインフルエンザワクチンは毎年するものですので特に学童以下の小児、妊産婦さんにはより安全という意味で、チメロサールフリーのワクチンをお勧めします。
先日New England Journal of Medicineという雑誌に、妊娠後期にインフルエンザワクチンを接種したら、出生した赤ちゃんにも良い効果があり、乳児に対するワクチンの有効率は63%と報告されていました。6ヶ月未満の赤ちゃんにはインフルエンザワクチンを接種しないことが多いので、これはなかなか興味ぶかい内容でした。
最近、インフルエンザワクチンについて良く質問されますので、少しまとめてみました。
1)ワクチン接種時期はいつごろがよいですか?
毎年インフルが12月から3月にかけて流行するので、できれば11月下旬に2回目が終了しているのがベストです。12月になると他のかぜも流行してしまって、かぜをひいてしまって、接種を延期するケースも多くなります。
2)ワクチンの効果の持続はどのくらいですか?
1回目接種して1−2週間後に抗体が上がり2回目の接種1ヶ月後にピークになって、3−4ヶ月後に徐々に低下傾向になることから、だいだい予防効果は接種2週から5ヶ月間ぐらいです。

3)咳鼻水がでていますが接種できますか?
症状が軽い場合は咳や鼻水が出ていても接種できます。熱も37.5度以下なら可能です。お薬をのんでいても、幼稚園にいけるぐらい元気なら接種できます。必ず診察してから接種しますので、ご相談下さい。
4)熱性痙攣がありますが 通常痙攣後2-3ヶ月後から接種は可能となります。単純性の熱性けいれんで あり、小児科専門医が可能と 考えれば2週間から接種可能 です
5)卵アレルギーがありますが
卵加工品を食べれていれば、接種できます。ただ卵白RASTスコアが高く、卵白加工品を全く食べたことがない方は皮内テストをします。卵でアナフィラキシーショックを起こしたことがある場合は要注意ですのであらかじめご相談くださいね。
Posted by さかざきひろみ at 19時50分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
自分にぴったりあった漢方薬が見つかれば、飲むのが楽しみになりますよ。冷え症は漢方薬の得意部門です。最初の処方が、もひとつでも漢方薬には100種類以上あり、ぜったい自分にぴったりのものがあるはず。もひとつだったら、遠慮なさらずご相談下さいね。
先生、昨日はありがとうございました。
息子も注射のことなんてすっかり忘れて、元気に保育園に通っています(*^_^*)
漢方薬、服用しました!みるみるからだが芯から熱い・・、ポカポカしてきて、あっという間に痛みとお別れできました(~o~)
先生のところの診察券が嬉しくて、ウキウキしてしまいました。また処方していただきに伺います、よろしくお願いいたします。


