2025年01月25日(土)
お疲れ様でした!
和泉総合医療センター総長の村上城子先生の退官記念祝賀会。
私は、医師になって3年目に旧和泉市立病院で5年間お世話になった。その時、村上先生には、とってもお世話になった。
おかげで、私の小児科医の基礎ができたといっても過言ではない。
私が辞めた後、村上先生は病院長、そして総長まで勤められた。
そして、赤字だった病院を立て直し、黒字病院へ。
ほんとにすごすぎる。
祝賀会には、米澤先生も参加されていた。
米澤先生と村上先生のもとで仕事ができたことは
とってもラッキーだったと思う。
小児科医としての心得、臨床についての色々なことすべてを教えて頂いた。
まったくの新米小児科医の私を一人前にてくださった。
このお二人は私の大恩師。
小児科医としての大師匠。
和泉に勤務したときには、心筋炎、細菌性髄膜炎、O157の集団発生、HUS,水痘による血球貪食症候群、麻疹肺炎、重症のRSウイルス感染、インフルエンザ脳症などほんとにたくさんの症例を経験した。
忘れられないのは、心肺停止で来院された10ヵ月のお子さん。
朝9時から18時まで村上先生と必死に救命処置をしていた。
9時間もの間、水も飲まず、トイレにも行かずほんとに必死だった。原因は、おそらく腸重積。
時間が経過しすぎて、ショック状態で来院。
バイタルが悪すぎて手術もできず、悲しい結末だった。
忘れられない。
私の時は常勤は4人で、年間1000例もの入院をうけていた。
1日10人以上の新入院の患者さんを1人で受け持つことがよくあった。
今は、小児科の常勤は8名になったそうだけど、夜間救急もされていてとても忙しいそう。
米澤先生、村上先生のもとでは、たくさんの小児科医が成長していった。ほんとに素晴らしい。
「村上先生、長い間お疲れ様でした。」
と言いたいところだけど、まだまだたくさん患者さんがいらっしゃって、当分辞めれそうにないとのこと。
管理職はやめても、小児科医としての城子先生を必要としている方はたくさんいる。
Posted by さかざきひろみ at 19時15分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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