2025年01月23日(木)
69番 茯苓飲 [漢方製剤]
ぶくりょういん。
胃の中の水分がたまった状態(胃内停水いないていすい)で、胃腸の調子が悪い人に処方する薬。
胃酸過多や逆流性食道炎なども適応。
茯苓も蒼朮も、利水作用。
枳実には、胃腸の蠕動運動を調節。
胃の内容物の通過を順調にし、腹部の膨満感、痞え(つかえ)を除く。
また、茯苓飲には甘草が含まれない。
甘草は、蠕動運動を抑制。
六君子湯とよく似ている。
5つの生薬が同じで、茯苓飲には枳実が含まれ、その代わりに六君子湯には、半夏、大棗、甘草が含まれる。
六君子湯は、胃腸の弱く食欲が少ない人に適応(⇒食べたいという気持ちにならない)
茯苓飲は、どちらかというと蠕動の促進が主な仕事。
胃腸が弱いというよりも、食べたものが胃内でつかえ、停滞しているため膨満感が起こり苦しい。
食欲はあるけれど、食べたくても入らない。(⇒物理的に食べられない)
茯苓飲が効きそうな人に精神症状があったり、のどのつまりがあったりすると116茯苓飲半夏厚朴湯という薬もある。
Posted by さかざきひろみ at 16時08分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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